デュエルワールド

これはカードが創り出した運命に従いそして逆らったデュエリストたちの物語である。
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感想はここにお願いします

第37話―中立  2003/08/02
第36話―不成功・・・  2003/08/01
第35話―死の寸前  2003/07/31
第34話―予告  2003/07/30
第33話―激怒  2003/07/28
第32話―命がけ  2003/07/27
第31話―タイムリミット  2003/07/26
第30話―集合そして拡散  2003/07/25
第29話―格差  2003/07/24
第28話―始動  2003/07/22


第37話―中立
「このままじゃ30分ぐらいしか持ちこたえれないわ」
ひかるはキーボードに手を走らせつつ言った。
「ちきしょう・・・このまま、ウイルスに感染するのを待てって言うのか!?」
いつになく髑髏印鳳凰が取り乱している。髑髏印鳳凰はまだ壁に手を打ち付けていた。
その手を優樹がとめる。
「あのときのことを悔やんでいるのか?」
「それ以外何を悔やんでいるように見える?」
優樹は唇を噛みしめた。
「いまはヒデが生きていることを信じるしかない」
「・・・・・・・・・」
と、不意にテレビに目をやった凡骨が叫んだ。
「お、おい!ニュースでやってるぞ!」
ひかる以外がテレビのほうをいっせいに向いた。
『今日未明にアルザブ地区で工場らしき建物が爆発しました』
「あのアジトだな」
優樹は髑髏印鳳凰の顔を見てから言った。
『死者は、この工場で働いていたと見られる作業員30名、負傷者は1270名です』
この情報が聞こえた時全員が沈黙にとらわれた。
『そして、検索の結果ここはダークスターズのアジトであることが判明しました。そして指名手配されていた『プリズム』『邪悪帝龍』の遺体が無いことから脱出したのではないかと見ています』
「やつら脱出したのか・・・」
『政府はこの2人に100万ギルダーの報奨金をかけることを決定しました。おそらくこの2人によって作られていたものに関係があると思われます』
「精神操作機器は・・・ヤバイからな・・・・」
『以上で臨時ニュースを終わります』
「あと20分ぐらいしかもたないわ!」
「ちきしょう・・ヒデがいてくれたら・・・」

「どうしましょう。例のアクセスがまだ抵抗を続けております」
「おそらく、オベリスクを手にいれダークスターズを倒すつもりであろう」
「蒼無様・・・どうしましょう」
「どこまで抵抗できるかが見ものだな・・・」
「では・・・」
「そのまま・・放っておけ」
「わかりました」
部下が出た後、蒼無はこうつぶやいた。
「オベリスクは誰にも渡すわけにはいかない・・・ダークスターズにも、他の輩にも・・・」

「ここが犯罪者処罰所か・・・」
一人の男がその前に立っていた。その男に警備兵が近寄る。
「貴様!何の用だ!用が無ければ立ち去れ!」
「用はこれさ」
そういうと男は警備兵の前に何かを投げた。
「こ、これは!?」
「指名手配の2人さ。報奨金は100万ギルダーだったな?」
「ああ、そうだが」
「なら、こいつ等をそっちに引き渡す」
「わかった。協力感謝する」
「いーって気にするなよ。困った時はお互い様だ」
そういって男は報奨金を受け取ると立ち去った。
「さて、急いで戻らないとな・・・」
そういうと男は走り出した。
Date: 2003/08/02


第36話―不成功・・・
ヒデはアジト内を走り回った。それをひかるを背負ったままだ。
ヒデの顔は汗だくだった。
と、ひかるが気が付いた。
「あれ・・・?ヒデ何してんの?」
「・・・・ハァ・・・・・ハァ」
「ねぇ!答えてよ!」
「うるさいな!こっちは命がかかってることをしているんだ!」
「誰の命?」
「髑髏印鳳凰だよ!」
「!?」
ひかるは黙り込んだ。ヒデの口調が厳しかったからだろうか。それとも髑髏印鳳凰の命がかかっているからであろうか。
走り出してどれくらいたっただろうか。ヒデはやっと髑髏印鳳凰を見つけた。
「髑髏印鳳凰!」
ヒデは近づくなり、髑髏印鳳凰の肩をゆすった。
「う、うぅ・・」
「気づいたか?」
「ああ・・・プリズムと引き分けにして気を失っていたんだ・・」
「ちょっと!ヒデ!いい加減おろしてよ!」
「ああ、悪ィ」
そういうとヒデはひかるをおろした。
「髑髏印鳳凰、ひかるを頼む」
「ヒデ、お前はどうする気だ?」
「優樹さんを探してくる」
「わかった」
そういうと髑髏印鳳凰はひかるとともに出口へ向かった。
途中、優樹を発見していく。
「あれ?優樹さん。ヒデとは合流しなかったんですか?」
「いや。携帯で連絡を取ったきりだが?」
「じゃあ、アイツどこに?」
「急いで脱出するぞ、残り3分を切った」
「ヒデを見捨てろって言うんですか?」
「しかたあるまい。残り3分では探して戻ってくる時間も無い」
「・・・・・・・・・」
髑髏印鳳凰は反論できなかった。
優樹、ひかる、そして髑髏印鳳凰は脱出に成功した。だが、
「3.2.1.0!」
『ドガシャァァーーーーン!』
アジトは砕け散った。
「ユニオン様、侵入者のうち2名は脱出に成功したそうです」
「そうか。あとの一人は?」
「ヒデは脱出を確認できていないそうです」
「そうか・・・惜しいヤツを失ったな。やつにはグレートモスを操るほどの精神力があったのにな・・・」
ユニオンは悔しそうな声でつぶやいた。
「ユニオン様。今後はどうするおつもりで・・・」
「ひとまず、段階を第2段階に移す」
「了解しました」

そのころ、レオンたちは・・・
「クソッ!何だこれは!」
YOUは叫んだ。
「おそらくウイルスだな・・」
レオンはつぶやいた・・・。とそこに、
「今帰ったぞ」
髑髏印鳳凰が入ってきた。続いてひかる、優樹も入ってくる。
「ひかる!無事だったのか!」
「そう簡単にやられてたまるもんですか!」
ひかるは、レオンにそう答えた。
「優樹さんは何故ここに・・・?」
「ああ、奴らのアジトに乗り込んだらヒデたちと合流してな」
「そういえば・・・ヒデは?」
「・・・・・・・・・」
3人は黙り込んだ。
「ま、まさか・・・」
「ヒデは脱出していない」
「!?」
全員は予想外の発言に言葉を失った。
「そんなの嘘でしょう!?」
一号が優樹につかみかかる。
「嘘でしょう?ねぇ!」
「ヒデは脱出できていない。姿を確認できなかった」
「・・・・・・・・・」
凡骨が沈黙を破った。
「それよりどうするんだ!?このウイルス!」
「ウイルス?」
ひかるがPCに駆け寄る。
「ひかる。対処できそうか?」
「厳しいわね・・・私が体験したことの無いウイルスですもの・・・ヒデぐらいにしか・・・」
『ドガシッ!』
「ちきしょう!手詰まりかよ!」
髑髏印鳳凰が壁を殴りつけた。
「ひとまず。できるとこまで対処してみるわ」
ひかるはそういうなり、いすに腰掛け、打ち込み始めた。
『カタカタカタカタ・・カタッ!カタカタカタ・・・』
部屋にはキーボードを打つ音のみが響いた。

『コンコン』
「入れ」
「はっ!我らが警備用に配置しておいたウイルスに引っかかったものが100名を突破しました」
「そうか・・・そこまで『オベリスクの巨神兵』の情報が欲しいか・・・」
「ですが・・・」
「何だ?」
男は、上司らしき人物に驚きの事実を告げた。
「その中に対処できているものがいます・・・」
「何だと!?」
「デュエリストスクールからのアクセスです」
「そうか・・・下がれ」
「はっ!」
そういうと部下らしき男は部屋を後にした。
この男は一体誰なのか・・・。そしてヒデは本当に死んでしまったのか・・・。
Date: 2003/08/01


第35話―死の寸前
邪悪「ドロー、魔法カード『光の護封剣』を発動」
ヒデ「何!?」
邪悪「貴様は3ターン攻撃を封じられた。5文字そろうのは確定だな」
ヒデ「くっ・・・」
邪悪「貴様が追い詰められる顔を見ているとしよう。エンドだ」
ヒデ「ドロー、裏守備を出しエンドだ」
邪悪「『A』の文字が示される・・・残りターンは少ないぞ?」
ヒデ「・・・・・・・・」
邪悪「何も言えないか・・・ドロー。『サンダーボルト』を発動。怪しい裏守備モンスターを破壊しておこう」
ヒデ「カウンター罠発動!『神の宣告』」
邪悪「ほう・・・」

ヒデLP7900→3950

邪悪「1枚伏せエンドだ」
ヒデ「ドロー、1枚伏せエンドだ・・・」
邪悪「『T』残り1ターンだ。『天使の施し』を発動。『ネクロフィア』『パズー』を捨てる。エンドだ」
ヒデ「ドロー」
邪悪「このターンで終わりだ!『死への誘い』発動!」
ヒデ「『死への誘い』だと?」

死への誘い 通常罠
効果・墓地にダーク・ネクロフィアが存在したら発動可能。
ウィジャ版がフィールド上にある限り、死のメッセージを2枚まで手札かデッキからフィールド上に出すことができる。

邪悪「このカードで残り1枚の『H』を出す」
ヒデ「フフフ・・・ハハハ・・」
邪悪「気が狂ったか?」
ヒデ「貴様のデッキは、死のメッセージを出すため、魔法・罠ゾーンにカードを多く出せない」
邪悪「それがどうした?」
ヒデ「つまりチェーンがしにくい」
邪悪「!!」
ヒデ「このターンでは終わらせない!カウンター罠『盗賊の七つ道具』発動!」

ヒデLP3950→2950

邪悪「ちっ!」
ヒデ「このターンで終わらす!手札より『強欲な壺』を発動」
邪悪「悪あがきか?その2枚にかける気だな」
ヒデ「いくぜ!まず『ハリケーン』を発動!」
邪悪「何!?」
ヒデ「破壊はできないが戻すことならできる。これで『E』からやり直しだな」
邪悪「何ぃ!?」
ヒデ「さらに裏守備モンスターを反転召喚。モンスターは『ゴブリン突撃部隊』さらにスピアドラゴンを生贄に『デュアルダムナイト』を召喚」
邪悪「『デュアルダムナイト』?」

デュアルダムナイト
☆6 戦士族 光属性 ATK2900 DEF1000
効果:このカードは自分のライフが相手のライフの半分以下でなければ召喚できない。自分のターンに発動した魔法カード1枚につき攻撃力が500ポイントアップする。

邪悪「ちぃ」
ヒデ「コイツの攻撃力は今は、2900+500+500=3900。よって3900!」
邪悪「だが、俺のライフには及ばん」
ヒデ「俺がライフを減らしたのはこのためさ魔法カード『巨大化』!」
邪悪「何だと!?」

巨大化 装備魔法
効果:自分のライフポイントが相手より下の場合、装備モンスター1体の元々の攻撃力を倍にする。自分のライフポイントが相手より上の場合、このカードは装備モンスター1体の攻撃力を半分にする。

ヒデ「よって攻撃力は、(2900×2)+500×3=7300。覚悟しろ」
邪悪「くっ・・」
ヒデ「ゴブリン突撃部隊で『闇の罠士』を破壊!デュアルダムナイトでダイレクトアタック!」
邪悪「ち、ちくしょおーー!」

邪悪LP7300→0

「さて、ひかるをつれて髑髏印鳳凰、優樹さんと合流しないとな」
ヒデが一歩前に踏み出した。その時!
『ガガガガ!』
「な、なんだぁ?」
「フフフ、この基地は爆破されるのさ。貴様ら3人を殺すために」
邪悪がつぶやく。
「これまた大胆なことするなぁ〜ってオイ!」
ヒデはひかるを背負うと、足早に監禁室を出た。
「髑髏〜、優樹さん〜。どこだ〜!」
ヒデは全速で走った。

「この機器、更新されたのが3日前だ・・・研究所でデーターのバックアップを3日もしないなどありえるのか・・・」
『ガガガ・・・』
「?・・何だ?」
そして優樹は携帯を取り出し、連絡をとった。
『優樹さん?ヒデだ。ひかるは助け出した。この基地は爆破されるらしい』
「何だって!?」
『髑髏印鳳凰が見つからないんだ』
「そうかわかった。こっちでも探してみる」
優樹は走り出した。
『アジト爆破まで残り5分』
Date: 2003/07/31


第34話―予告
「「決闘!」」
ヒデ「ドロー、裏守備セット、1枚伏せカードを出しエンド」
邪悪「ドロー。キラートマト攻撃表示で召喚。エンドだ」
ヒデ「ドロー、裏守備モンスターを生贄に『レッサーデーモン』を召喚。『レッサーデーモン』で『キラートマト』に攻撃!」
邪悪「キラートマトの効果発動・・・」
ヒデ「それは無いぜ」
邪悪「何?」
ヒデ「レッサーデーモンが戦闘で破壊したモンスターは墓地に行かずゲームから除外される。よって効果は不発」
邪悪「ちっ」

邪悪LP8000→7300

ヒデ「さらに1枚伏せエンドだ」
邪悪「ドロー、『ブラックホール』発動」
ヒデ「ちきしょう」
邪悪「裏守備セット、1枚伏せエンドだ」
ヒデ「ドロー、スピアドラゴンを召喚。裏守備モンスターに攻撃!」
邪悪「無駄だ・・・・裏守備は守備力2000の『闇の罠士』」
ヒデ「攻撃が跳ね返されたか・・・おまけにスピアドラゴンは守備表示・・・」

ヒデLP8000→7900

ヒデ「エンドだ」
邪悪「ドロー、伏せカード発動『ウィジャ盤』」
ヒデ「『ウィジャ盤』だと?」
邪悪「貴様も知っているだろう。死霊との交信に使われた道具だ。死の予告を伝えるともいわれている」
ヒデ「カードではどんな効果なんだ?」
邪悪「貴様のエンドフェイズ毎に「D」「E」「A」「T」「H」の文字が出てくる。全てがそろった時無条件で貴様の負けとなる。ちなみに「D」の文字はウィジャ盤発動時に示される」
すると大きく『D』の文字がヒデの前に現れた。
邪悪「フフフ・・・エンドだ」
ヒデ「ドロー、ウィジャ盤が破壊されればコンボは不成立だな。『サイクロン』発動!対象は『ウィジャ盤』」
邪悪「無駄だ」
邪悪帝龍のいうとおり『サイクロン』によって破壊されなかった。
ヒデ「何故だ!?」
邪悪「コイツの効果さ」
そういうと邪悪帝龍は1体のモンスターを示した。
ヒデ「『闇の罠士』?」

闇の罠士 攻500 守2000
☆3 闇 戦士族
効果・このカードが表側表示で存在する限り、罠カードは破壊されない。

ヒデ「厄介だな・・・裏守備を出しエンドだ」
邪悪「この瞬間『E』の文字か示される」
ヒデ「ちぃ・・・」
ヒデに残されたターンは残り少ない。ヒデは死への道のりを案内されてしまうのか・・・。
Date: 2003/07/30


第33話―激怒
髑髏「勝利を与えない?」
プリズム「ああ。私に与えられた命令は侵入者を抹殺することだ。デュエルで敗北したものは気を失う・・・・爆破までの時間貴様を気絶させればいいのさ」
髑髏「どうやってやるつもりだ?」
プリズム「戦略を敵に教えるヤツがいるか」
髑髏「ふっ、そうだ。エンドだ」
プリズム「ドロー、『大嵐』を発動」
嵐がお互いの魔法・罠カードを吹き飛ばす。
プリズム「死霊を攻撃表示のまま、1枚伏せエンドだ」
髑髏「ドロー。読めたぜ。お前の狙いが」
プリズム「何?」
髑髏「伏せは『魔法の筒』だろう?ひかる君もそれで大ダメージを受けたからな」
プリズム「・・・・・・・・・」
プリズムは無言だった。
髑髏「図星か・・・攻撃しなきゃいいだけさ。エンドだ」
プリズム「ククク・・・」
髑髏「何がおかしい?」
プリズム「このカードは『魔法の筒』じゃない」
髑髏「何?ハッタリだろ?」
プリズム「ドロー・・・これで終わりだ!伏せカード発動!『破壊輪』」
髑髏「『破壊輪』だと!?」
『破壊輪』それは具現化して使用できれば人1人は簡単に殺傷できる兵器だ。
『暗黒魔竜―魔界の覇者』の首に破壊輪がつけられた。そして
『ドガーーン!!』
大きな爆発音とともに『暗黒魔竜―魔界の覇者』は消え去った。
髑髏印鳳凰LP2100→0
プリズムLP1900→0
「引き分けか・・・これで俺を道連れにするつもりか・・・」
「ああ。1人でも殺せれば俺は任務を達成したことになる」
「自分が死んでまで任務を達成したいとはな・・」
そして2人とも気を失った・・・・・・・。
『アジト爆破までのこり20分』

「ちきしょう、何処にひかるは閉じ込めらているんだよ」
ヒデはまだひかるを探して走っていた。と、ヒデの前方に1人の兵士をいた。
ヒデはそれを見つけるなり速度を上げ、兵士に近づいた。
兵士がヒデの接近に気づいたころにはヒデは兵士の隣にいた。
「おい、監禁場所はどこだ?」
ヒデは兵士のむなぐらをつかむなりそう言った。
だが兵士は返答しなかった。
「あえて黙るか・・・ならしかたない」
そういなりヒデはポケットから何かを取り出した。
それはサバイバルガンだった。
それをみるなり兵士の表情が一変した。
「さぁ、言え。言わないならこれで頭を打ち抜く」
「じょ、冗談はやめてくだ」
『ドギューン!!』
ヒデは発砲した。床に向けて。
「これが冗談を言っているヤツの顔か?」
そういいつつヒデは兵士をにらんだ。
「そ、そこの、かかか、階段を下りたとと、ところです」
兵士の声は震えていた。
「そうか・・・」
そういうなりヒデは兵士を床に降ろした。
そして階段を降りていった・・・・。
すると兵士の言うとおり監禁場所らしき場所に出た。と、
「ひかる!」
ヒデはひかるの姿を見つけた。しかしひかるの顔にはいくつかの傷がついており、気を失っていた。と、そこに
「お前がヒデか・・・・」
ヒデは振り向いた。
「誰だ!貴様」
「『死の案内人』こと邪悪帝龍・・・・」
「お前が『死の案内人』か・・・だが俺は案内される気は無いね」
「その女をたすけるのが目的だろう?」
「ああ。さっさと帰らせてもらうぜ」
「その女なかなか、情報をはかなくてね少々手荒いことをしてしまったがな」
「お前がひかるの顔に傷をつけたのか・・・」
「ああ、そうだ」
『ボガッ!』
「ぐはぁ!」
邪悪帝龍は飛ばされた。
「女の子の顔に傷をつけるとはな・・・俺が叩きのめしてやる!」
「では死への道のりを案内させてもらおう」
お互いにデッキを構えた。
『アジト爆破まで残り15分』
Date: 2003/07/28


第32話―命がけ
「いくぞ!プリズム!」
「「決闘!」」
髑髏「ドロー、1枚伏せ、裏守備をセット!エンドだ」
プリズム「ドロー、『ブレイカー』を召喚!伏せカードを出しエンド」
髑髏「ドロー、裏守備を1体セット、そして1枚伏せエンド」
プリズム「ドロー、『キラートマト』を攻撃表示で召喚、ブレイカーで左の裏守備モンスターに攻撃!」
裏守備モンスターは破壊された。だが髑髏印鳳凰は笑みを浮かべた。
髑髏「裏守備は『素早いモモンガ』!。ライフポイントが1000回復する」

髑髏印鳳凰LP8000→9000

髑髏「さらに『素早いモモンガ』裏守備で1体特殊召喚!」
プリズム「ライフを回復しつつ、壁を出すか・・・。もう1体のモンスターに『キラートマト』で攻撃!」
髑髏「破壊してくれてありがとよ、裏守備は『クリッター』!」
プリズム「サーチモンスターか・・・」
髑髏「『お注射天使リリー』を加える」
プリズム「エンドだ・・」
髑髏「ドロー、『お注射天使リリー』を召喚、ブレイカーに攻撃!」
プリズム「返り討ちだ!」
髑髏「それはどうかな?ライフを2000払い効果発動!」

髑髏印鳳凰LP9000→7000

髑髏「ブレイカー撃破!」
プリズム「何故だ?攻撃力では上回っていたはず」
髑髏「リリーはな2000ライフ払えばダメージ計算時のみ攻撃力が3000アップするんだ」
プリズム「つまりリリーの攻撃力は3400・・・・シャレにならないモンスターだな・・・」

プリズムLP8000→6200

プリズム「だがそれは自らをも傷つける諸刃の剣だな」
髑髏「エンドだ!」
プリズム「ドロー・・・『漆黒の精霊−アスタロト−』を召喚!裏守備に攻撃!」
髑髏「モモンガ破壊。また1000回復だ」

髑髏印鳳凰LP7000→8000

プリズム「フフフ・・・『漆黒の精霊−アスタロト−』の効果発動!」
髑髏「効果!?」
プリズム「コイツは戦闘でモンスターを破壊した時効果を発動できるのさ」

漆黒の精霊−アスタロト− レベル4 闇属性 戦士族・効果
ATK1500 DEF1200
このカードが戦闘でモンスターを破壊した時、次の効果から
1つを選択して発動する。
●相手の手札からランダムに1枚選択する。選択したカードを
除外する。
●相手のデッキを確認し、その中から1枚選択する。選択した
カードを除外する。その後相手のデッキをシャッフルする。

プリズム「貴様の右から3番目のカードを除外してもらおう」
髑髏「くっ!『守護者スフィンクス』のカードだ」
プリズム「これはいいカードを除外した。エンドだ」
髑髏「ドロー!リリーで『漆黒の精霊−アスタロト−』に攻撃!さらに、効果発動!」
プリズム「同じ手が2度も通用すると思うな!」
髑髏「何!?」
攻撃力3400のリリーが攻撃力1500のアスタロトと戦えば、1900の戦闘ダメージをプリズムが受けるはずだった。だが、プリズムのライフに変化は無い。
髑髏「何故!?」
プリズム「ひかるとのデュエルでも使った『リバースストライク』を発動させた」
髑髏「何!?」

髑髏印鳳凰LP8000→6000→4100

プリズム「貴様がダメージを1方的に受けただけになったな」
髑髏「ちっ!裏守備をだしエンドだ!」
プリズム「ドロー、『キラートマト』で裏守備に攻撃!」
髑髏「裏守備は『黒き森のウィッチ』。『ならず者傭兵部隊』を加える」
プリズム「1枚伏せ、エンドだ」
髑髏「ドロー、『天使の施し』を発動。『キラースネーク』『サイバーポッド』を捨てる。さらに『邪教法界』を発動!」
プリズム「『邪教法界』!?」

邪教法界 永続魔法
効果:このカードが場に存在する限り自分の場の攻撃表示の闇属性モンスターの攻撃力は500ポイントアップする。
また、このカードが場に存在するときに魔法、罠カードが発動されたとき場のモンスターカード一体を生け贄にすることで効果の発動を無効にし、破壊する。

髑髏「切り札を見せてやる・・・『クリッター』『黒き森のウィッチ』『サイバーポッド』を除外し『暗黒魔竜―魔界の覇者』を特殊召喚!」

暗黒魔竜―魔界の覇者 (ブラック・デーモンズ・ドラゴン)
効果モンスター ドラゴン族 闇属性 攻3200/守2500 ☆9

効果:このカードは通常召喚できない。このカードを特殊召喚するには自分の墓地の闇属性モンスターカードを3体ゲームから除外しなければならない。フィールド場の表側表示で存在するモンスター1体をゲームから除外することが出来る。この効果を発動する場合、このターンこのカードは攻撃する事が出来ない。 このカードが戦闘によってモンスターカードを破壊したとき、自分のゲームから除外されている闇属性モンスターカード1枚を自分のデッキの一番下に戻すことが可能。

髑髏「『邪教法界』によって攻撃力がアップする」

暗黒魔竜―魔界の覇者3200→3700

髑髏「さらに、『死者蘇生』で『お注射天使リリー』を蘇生」
プリズム「くっ・・・・」
髑髏「『暗黒魔竜―魔界の覇者』でキラートマトに攻撃!」
プリズム「ぐわぁっ!」

プリズムLP6200→3900

プリズム「効果で、キラートマトを特殊召喚・・・」
髑髏「無駄なあがきはよせ!リリーで攻撃!そして効果発動!
プリズム「ぐぅぅ・・」

髑髏印鳳凰LP4100→2100
プリズムLP3900→1900

髑髏「これで並んだな」
プリズム「『魂を削る死霊』を特殊召喚・・・」
髑髏「エンドだ」
プリズム「貴様に勝利など与えない」
髑髏「何!?」
プリズムは笑いながらそういった。その笑みが意味するものとは一体・・・・・・・・。
Date: 2003/07/27


第31話―タイムリミット
ヒデ、優樹、髑髏印鳳凰がアジトに乗り込んだ頃、レオンたちは何をしていたかというと・・・・
「ここにも情報無しか・・・・レオン、なかなか見つからないぞ」
「そうか、YOU・・さすがに『オベリスクの巨神兵』の情報を公に公開しているはず無いか・・・」
レオンはため息をついた。それもそのはず。ヒデと髑髏印鳳凰が出発してから1時間が立つが何も情報が手に入っていなかった。
「ギルフォード?そっちはどうだ?」
隣で調べていたギルフォードにYOUが話しかける。
「ああ、多少検索ワードは合致するものの決定打までとはいかないものばかりだ」
ギルフォードはすでに一員として打ち解けていた。
「凡骨そっちは?」
「・・・・・・・・・・」
YOUは問いかけた。だが、返答が無かった。
「凡骨?」
後ろで見ていたファラオが近づいて画面を見る。すると、ファラオの表情が変わった。
『バチーーン!』
痛そうな音がした。皆、音に驚いた。
「いってぇ!何すんだよ!ファラオ」
「それはこっちのセリフだ」
「な、何があったんだ?」
レオンは立ち上がると2人の元へ向かった。
「レオン、コイツオリカの情報探してたぜ」
「いいカードが無いか探してだけだよ」
「言い訳するな!」
「してない!」
今にも喧嘩が始まりそうだった。レオンは間に入り
「はいはい、お二人落ち着いて・・・」
と仲裁した。と
『ゴチーン!』
またもや痛そうな音がした。
「「痛っ!何するんだよ、レオン!」」
2人の声が重なった。
「お〜お見事お見事」
ギルフォードが拍手する。
「ギルフォードも口を挟まない。喧嘩両成敗だ」
そういうなりレオンは席に戻った。
『こんなことでチームワークを乱しては・・』
そう思いつつレオンは情報収集を再開した。

「ユニオン様。あのカードの解析が終わりました」
「そうか・・・で仕組みは?」
「解析結果によりますと、太古の錬金術による封印が施されていました」
「そうか・・・封印解除はできたのか?」
「はい。デルタ金とベルム銀の合金でしたので、腐食させるためアジュール酸を使いました。結果傷ひとつ無く封印解除及びコーティングが完了しました」
「そうか・・・やっと手に入れたぞ。神のカードの1つ『ラーの翼神竜』をのこり2つを手に入れれば我が野望が叶う・・・ハハ・・ハハハハハハ!」
「ユニオン様『オシリスの天空竜』はレオンが入手したとの事です」
「わかっている。奪えばいいだけのことだからな」

「ハァ・・・・ハァ・・」
髑髏印鳳凰はまだ走っていた。ある人物を探して。と、急に髑髏印鳳凰の足が止まった。
「出てこいよ。逃げも隠れもしないからな・・・・」
「度胸だけは認めてやる」
髑髏印鳳凰の目の前に男が現れた。そう。ひかるを連れ去った男プリズムだ。
「答えろ・・・・ひかるはどこだ?」
「ここにはいない」
「嘘をつけ!貴様が連れて行ったんだ。お前が居場所を知らないはずは無い!」
「あの女は『死の案内人』様のところよ。あの方は数少なきユニオン様が選んだデュエリストよ!」
「悪党にデュエリストと名乗る資格はないね・・」
「そう、ヒデとかいう男だったかな?今回あのお方が狙いをつけたのは」
「ヒデなら勝つさ」
「この基地はまもなく破壊される。正確には爆破する」
「何!?」
「爆破をとめるなら俺を倒し奥にある機器を止めるしかないね・・・・残り30分だ」
「貴様ぁ・・!」
「さぁ?お前に俺を倒し機器を止める実力があるかな?」
プリズムは不敵な笑みを浮かべた・・・。
Date: 2003/07/26


第30話―集合そして拡散
「さて掃除も終わったし奥に行くか?」
「ああ。それとだな」
髑髏印鳳凰が言葉を続けようとしたが言葉を切った。
「髑髏印鳳凰?どうかしたか?」
「近くに誰かいるぞ・・・気配がする」
「敵か?味方か?」
「そこまではわからない」
2人は気を研ぎ澄ますと構えた。それは無防備に見えたが隙が無い。
「そんなに警戒することも無いだろう」
おそらく気配の主であろう。2人は声を聞いても警戒を解かなかった。
「貴様何者だ!」
髑髏印鳳凰は気配のするほうに向かって叫んだ。すると
「味方だな」
との返事が返ってきた。
「言葉ひとつで信じろっていうのか!」
ヒデも叫ぶ。
「おいおい・・・先輩の声を忘れたか?髑髏印鳳凰、ヒデ?」
「その声は・・・・まさか」
「そのまさかさ」
そういうなり声の主は2人の前に姿を現した。
「優樹さんじゃないですか」
ヒデが懐かしそうな声でいう。
「でも何をしにここに?」
髑髏印鳳凰が尋ねる。
「お前たちと同じさ。ダークスターズの破壊さ」
「!!!」
「それと俺たちの侵入がばれたらしく抹殺者が出されたそうだ」
「あんだけ暴れればね」
髑髏印鳳凰はそういいつつヒデを見る。ヒデは知らん顔をしていた。
「で、抹殺者って?」
ヒデが疑問に思う。
「『死の案内人』という通り名らしい」
ヒデは名前を聞くなり笑った。
「な、なんだよ。ヒデ。急に笑い出して」
「その『死の案内人』とかいう奴の相手は俺がする」
「そうか俺はこのアジトの動力を破壊しに行く」
ヒデに対して頷くと、優樹はそういった。
「髑髏印鳳凰はどうする?」
「ひかるの救出に行く」
「ああ、任せたぜ」
そういうなり3人はそれぞれの場所へ向かった。
「プリズム・・・お前は俺が倒す!」
髑髏印鳳凰はそう言いながら奥へと走った。
「死の案内人とやらは俺が返り討ちにしてやる!」
ヒデはたくらみを持ちつつ奥へと向かった。
「ここはカード精神操作機の動力作成所だったはず・・・・」
優樹は行くべき場所に見当をつけつつ奥へと向かった。
「邪悪帝龍様!ユニオン様からの命令です」
「何事だ・・・命令?内容は?」
「はっ!侵入者3名を抹殺せよとの事です」
「久しぶりに決闘ができるな・・・わかった」
『死の案内人』邪悪帝龍が動き出した。ユニオンが言っていた解析がすんでいないカードとは?
Date: 2003/07/25


第29話―格差
男「ドロー!手札より魔法カード発動!『短き命綱』」
優樹「『短き命綱』だと?」

短き命綱 通常魔法
効果:お互いのライフポイントの上限は4000になる

優樹LP8000→4000
男LP8000→4000

優樹「短期決戦にでも持ち込む気か?」
男「そうさ。裏守備をセット、エンドだ!」
優樹「ちょうどいい。時間が無かったところだ。ドロー。ゾルガを召喚一枚伏せエンドだ」
男「ドロー。裏守備モンスター反転召喚。『サイバーポッド』」
男:デーモンソルジャー、デーモンソルジャー、デーモンソルジャー、デーモンの召喚、ハ・デスの使い魔

優樹:天界王 シナト、奇跡の箱舟、ケルベク、ムドラ、デュナミスヴァルキリア

男「デーモンソルジャー3体、使い魔攻撃表示」
優樹「ケルベク、ムドラ、デュナミスヴァルキリアを攻撃表示」
男「使い魔を生贄に『デーモンの召喚』を召喚」
男『ヤツの伏せカードが気になる・・・ここで無理をする必要もないか』
男「エンドだ」
優樹「ドロー・・・このカードは・・・」
男「どうした?いいカードがこなかったか?」
優樹「いいや、いいカードをひいたさ」
男「何?」
優樹「手札より魔法カード発動。『聖なる粛正』」

聖なる粛正 通常魔法
効果:相手フィールド上に闇属性モンスターが3対以上存在する時のみ発動可能。自軍の光属性モンスターを1体生贄にし、相手フィールド上の闇属性モンスター、魔法罠カードをすべて破壊する。

男「俺のフィールドのカードが全て破壊?」
優樹「ああ、闇属性ばっかだったからな」
男「くぅぅ・・・」
優樹「手札より『奇跡の箱舟』を発動。ケルベク、ムドラを生贄に『天界王 シナト』を特殊召喚!」
男「攻撃力3300!?だが4000なら700残る!このターンで決着はつかないぞ!」
優樹「いや・・・決着はつくぜ」
男「何!?まさか・・」
優樹「そのまさかさ、伏せカード発動『突進』」

天界王 シナト3300→4000

優樹「THE ENDだな」
男「ぎゃ、ぎゃぁぁぁ・・・」
男は攻撃を受けるとすぐ気を失った。
「全く無駄な時間をすごした」
そういって時計をみる。
「6分27秒か・・・雑魚相手にかかりすぎたな」
そういうと優樹は急いで入り口へ向かった。

「大変です!ユニオン様!」
「何事だ。騒々しい」
「このアジトに何者かが3名侵入しました!」
「3名か・・・。抹殺者『死の案内人』を使え。俺は別のアジトにいく」
「あの方をお使いのになるのですか?」
「貴様・・・何か反論でも?」
「い、いえ!ありません」
「なら、さっさと使え!」
「は、はい!」
そういうなり兵士は部屋を飛び出していった。
「間の悪い時に来たものだ。まだあのカードの解析が終わってないというのに・・・」
「俺の勝ちーー!」
「そんなことで喜ぶんじゃない!」
ヒデと髑髏印鳳凰だ。
「だって、お前倒した警備兵1467人だろ?俺は1533人だぜ?」
「だから、そんなことで喜ぶなといっているんだ」
ヒデが黙った。
「ヒ、ヒデ?」
「どうやら補充されたようだぜ?」
「何?」
「しかも俺らの周りに500人ぐらいかな?」
「何だ・・・たったの500人か3分で終わらすぞ」
「そっちこそ足ひっぱんなよ」
2人が構えた次の瞬間
「総員突撃!」
数百人もの警備兵が2人に攻撃してきた。
「邪魔だ!」
「邪魔するなって言ってんだろうが!オラァ!」
次々と警備兵の山ができていく。数分たったころには全員がやられていた。
「掃除完了だな」
「2分47秒・・・ギリギリだな」
「そこらへんは気にすんなって。髑髏印鳳凰」
その様子を上から見ていた人物がいた。優樹だ。
「あいつらやっぱり変わってねぇ・・・」
そういうなり優樹は下に下りていった。
ユニオンが指名した『死の案内人』とは?そしてあのカードとは?運命の歯車は狂うことなく動きつつけている・・・・・・・・・。
Date: 2003/07/24


第28話―始動
ヒデと髑髏印鳳凰がアジトに進入したころ、
「今日の仕事はこれで終わりですか?」
「ああ。もう帰っていいぞ、優樹」
「では、お先に失礼します」
そういうと優樹は、仕事場を後にした。
そして家に着くなりPCを立ち上げた。
「さて、どうなっているやら」
そういって、優樹はある場所につないだ。そこは「ダークスターズ」の組織のサイトであった。ここにつなげるのはダークスターズにかかわっている者だけである。何故ならパスワードが知らされているのはかかわっているものだけだからだ。
「被害状況は・・・負傷人数6000人中2000人・・・3分の1が負傷か・・・誰かが侵入したな・・」
優樹はそう呟くと、さらに情報を探した。
「侵入者は2名・・・・16歳前後の少年二人・・・1人は具現能力を持つもの、髑髏印鳳凰か・・・」
優樹は後輩の名前はたいてい覚えている。
「もう一人は・・・キレると怖い少年なんだよそりゃあ?。負傷人数の1200人作った男・・・か」
優樹はしばらく考え込んだ・・・・。
「キレるとやばかったヤツ・・・・、そうか!ヒデか・・・アイツしばしば問題起こしていたもんな・・・」
そして優樹はPCの電源を落とすとデッキを手に取り家を出た。
そしてある場所に向かった。
そのころヒデはどうしていたかというと、
「うらぁ!」
蹴りが警備兵のみぞおちに食い込む。
「ガハッ」
警備兵はその場に崩れた。
「雑魚に用は無い!どきな!」
そういって走り出した。警備兵もそういわれて通すわけには行かない。
ヒデの前に警備兵が数十人、立ちふさがった。
「邪魔するなって言ってんだろうが!」
再度蹴りをかます。将棋倒しになり道が開けた。とそこに
『ボガッ!』
後ろから頭を棒で殴られた。しかし気絶はしない。
そしてヒデはゆっくりと振り返ると自分の頭を殴った警備兵の顔を睨みつけた。
「テメェ・・・今何した?」
警備兵は威圧感を覚えた。
「時間が無ぇ・・・・さっさと終わらしてもらう」
ヒデがしゃがんだ、次の瞬間!
『ドガガガガッ!』
警備兵が全員気を失い倒れた。首の後ろを手刀で叩いたらしい。
「さ〜て行くとするか」
そういうとヒデは鼻歌を歌いながら先へと進んだ。
そして髑髏印鳳凰は、
「危ないなぁ」
髑髏印鳳凰はやれやれ、と言いつつ手を組んだ。
「今だ総員連射!」
『ダダダダダダダダダダッ!』
無数の銃弾が髑髏印鳳凰を襲う。誰もがやったと思っただが、
「危険極まりない・・・」
髑髏印鳳凰は無傷だった。髑髏印鳳凰の前にはモンスターが具現化されていた。
「『守護者・スフィンクス』数千年の間王家の墓を護ってきた守護神・・・・そんな鉄弾じゃあコイツは打ち崩せないよ
「くっ・・・」
警備兵が顔をゆがめる。
「さて時間が無いんだ行かせてもらうよ・・・」
髑髏印鳳凰が先に行こうとしたとき、
『ドギューン!』
警備兵の一人が発砲した。
銃弾は髑髏印鳳凰の肩をかすめた。
「罪深きこの者たちに裁きを、出でよ!『不死王・リッチー』」
古代の王の力を持つモンスターが現れた。
「裁きを受けるがいい・・・・」
髑髏印鳳凰がそういうなり警備兵たちに変化が現れた。
「ぐ、ぐわぁ・・」
警備兵たちの体から水分が抜けていった・・・・ようするにミイラになっていくわけだ。
警備兵のミイラが横たわる中髑髏印鳳凰は先へと進んだ。
そのころ優樹は、
「あらら・・・こりゃまた派手にやったねアイツら」
優樹が向かった場所。それはヒデたちの侵入したダークスターズのアジトだった。
優樹の前に横たわっていたもの。それは、気絶した警備兵、ミイラ化した警備兵だった。それを見ていた優樹に一人の男が近づいた。
「お前!ここで何をしている。見たところ我らの一員ではないようだ」
「ご明察。侵入者ですが?」
「なら、叩き潰すまでよ。デッキを用意しな」
「貴方みたいな雑魚が僕に勝てると思っているのか・・・」
「そういうセリフは勝ってから言うんだな」
「「決闘!」」
Date: 2003/07/22


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