「何だ?YOU?」 手招きをしたYOUの近くに行くなりレオンは尋ねた。 「これを見てみろよ」 とYOUが指差したPCの画面上に映し出されたいたもの。それは遺跡のサイトだった。 「何か情報でもあったのか?」 凡骨は不思議そうに画面を見つめながら言った。 「ああ。かなり厄介なことがわかった・・・・」 YOUはそういうとページを開いてどんどん進んでいった。そして何もない画面上にマウスポインタを置いた。 「ここに隠しページがあったのさ」 YOUはそこをクリックし、パスワードを打ち込んだ。おそらくこれもハッキングして調べたのだろう。するとそこに一般には知られていない情報が書かれたいた。 「『太陽遺跡、盗賊の被害にあう』・・・・か。これがどうかしたのか?」 ファラオは言った。すると一号は、 「太陽遺跡は『神のカード』が封印されていた場所だ」 と言った。さすが博識、と凡骨がおだてる。 「太陽・・・・神・・・まさか!」 「そのまさかさ・・・レオン。ここには『ラーの翼神竜』が封印されていた」 ラーの翼神竜。太古の昔に神の力を持った石版があったという。その力を現世によみがえらしたものがいまの『ラーの翼神竜』である。 「この盗賊ってのもおそらく・・・・というか確実に『ダークスターズ』だな」 凡骨が確信に満ちた顔で言う。 「ひとまずひかるが戻ってくるのを待とう」 「ああ。それが妥当だな」 レオンの意見にファラオが賛同する。 「じゃあ、YOU君。『オベリスクの巨神兵』について調べてくれないか?」 「ああ。わかった」 そういうとYOUは再度PCの方を向き、検索を始めた。
そのころ、ヒデと髑髏印鳳凰は、 「こっちで間違いないんだな?ヤツらのアジトは?」 「ああ。間違いない。この先にあるはずだ。ヒデ」 「警備兵はどうやっても構わないよな?」 「できるだけ殺すのはやめておけ。無駄な殺生はよくない」 今2人は砂漠にいる。ガルカの近くの砂漠だ。髑髏印鳳凰の情報が正しければこの先に奴らのアジトがあるらしい。すると目の前にアジトらしき建物が現れた。 「おお〜、あったあった」 「ん?何だあの黒い集団は?」 「どうやら警備兵のお迎えだぜ。さっさと蹴散らして中に進むぞ」 「だが、こっちは2人、向こうは数十人いるぞ?短時間でけりをつけるのは無理じゃないか?」 「いや、可能だな。コイツをつかえばな。出でよ!『究極完全態・グレート・モス』」 髑髏印鳳凰の目の前に巨大な蛾が現れた。半端にならない大きさだ。 「コイツを使えば楽だろう?」 「侵入者だ!撃ち殺せ。特に左のヤツ!我らを裏切った汚いやつだ!」 警備兵から見て左はヒデだった。その言葉はヒデの逆鱗に触れたらしい。 「誰が汚いヤツだってぇ?オイ?くたばれ!『モス・バーニング・デス・トルネード!』」 その巨大な羽から繰り出される竜巻は警備兵を軽々と上空に打ち上げ地面に叩きつけた。 「さ〜てさっさと行こうぜ。髑髏印鳳凰」 「相変わらず酷いな・・・ヒデ」 「雑魚にかける情けなんてないぜ?」 「ああ、それもそうだな」 2人は警備兵の山を横目に入り口へと向かった。 「これまたデカイ扉だな。オイ」 「ちょっと待っててくれ」 そういうと髑髏印鳳凰は警備兵のもとへ向かった。警備兵を叩きおこすと何か話し始めた。だが遠すぎてここにいるヒデからは聞こえない。 しばらくすると髑髏印鳳凰は戻ってきた。 「どうやらこれはパスワード式らしい」 「相変わらずパスワード式の扉が多いねぇ。でパスは聞き出せたのか?」 「すまない。肝心なことまでは聞き出せなかった」 「気にすんな。俺が今からハッキングしてしらべる」 「だが、アジトとなるとひかる君ぐらいにしかハッキングできないはず・・・」 「心配御無用。俺はこう見えてもハッキング歴8年だぜ?」 「安心できるのか、安心できないのか・・・」 「まぁ〜黙って見てろって」 そういうなりヒデはパスワード入力装置に機械を取り付ける。すると手元にあったキーボードをすごい勢いで打ち始めた。 『カタカタカタカタカタカタカタカタ・・・』 30秒もしないうちにヒデは満足そうな顔をし、打つのをやめた。 「パスがわかったぜ。さっさと打ち込んで乗り込むぞ」 ヒデはパスを打ち込むなり扉を開け入っていった。 「おい。ちょ、ちょっと待てよ」 髑髏印鳳凰はあわてて追いかける。 ヒデは分かれ道の中央で待っていた。 「アジトだから相当複雑だろう。だか手分けして探そうと思う。どうだ?」 「異論は無い。賛成だ」 「ひかるを見つけたらメールを送る。これでいいか?」 「わかった」 そういうと2人は二手に分かれた。 このアジトで何が待っているのか2人はこのときまだ知るよしも無かった・・・・・・・・。
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Date: 2003/07/20
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