デュエルワールド

これはカードが創り出した運命に従いそして逆らったデュエリストたちの物語である。
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感想はここにお願いします

第17話―何故  2003/06/24
第16話―奇襲  2003/06/20
第15話―驚愕  2003/06/17


第17話―何故
「お前は・・・何故ここに!?」
一号は驚いた。しかしファラオは誰かはまだ分かっていない。その人物はここにいるはずではない人物だったからだ。
突然現れた・・・・年齢から考えて青年だろう。青年はやっと・・・・口を開いた・・・・。
「そんなことを言われる筋合いはないなぁ・・一号」
「!?」
ファラオは驚いた。一号を名前を知っていたからだ。
「待てよ・・・一号。コイツは俺らと顔見知りなのか?」
一号は黙っていた。
「・・・・・・・・ああ。僕たちにとって顔見知りの人物さ・・」
ファラオは顔をじっくりと見た・・・。
「!?まさかお前は!」
ファラオが言葉を続けようとした時、青年は言葉をさえぎるようにこういった。
「雑談はここまでだ。俺はお前たちの命を奪わばなくてはならないのでね・・・。いくぞ!」
青年はデッキを構えた。
「ちっ・・・」
一号はデッキを構えた。がファラオがそれを手でとめた。
「何をする!ファラオ!」
「アイツは俺がやる・・・」
「・・・・分かった。任せたぞ」
一号は一歩後ろに下がった。ファラオがデッキを持ち前へ進む。
「「決闘!」」
ファラオ「俺のターン!5枚ドロー!一枚伏せモンスターをセット!ターンエンドだ」
青年「5枚ドロー!1枚伏せ、『異次元の女戦士』を召還!ターンエンド」
ファラオ「ドロー。『アヌビスの剣使い』を召還」
青年「『アヌビスの剣使い』だと?」

アヌビスの剣(つるぎ)使い ☆4 攻撃力 1900 守備力 1500 効果モンスター
効果:このカードが戦闘で墓地に送られたとき、相手のデッキのカードを上から3枚奪うことができる

青年「厄介だな・・・」
ファラオ「このカードを攻撃表示のままエンド」
青年『戦闘で破壊しては3枚奪われてしまう・・・ならば!』
青年「ドロー。異次元の女戦士でアヌビスの剣使いに攻撃だ!」
ファラオ「攻撃だと?血迷ったか?」
異次元の女戦士があっけなく返り討ちにあった。青年を苦痛が襲う。
LP8000⇒7600
青年「ぐうぅ・・。消え去れ!効果発動!『異次元への道連れ』」
ファラオ「まさか女戦士の効果か!」
アヌビスの剣使いは女戦士とともに異次元へ消えていった。
青年。「ターンエンド!」
ファラオ「ならばY−ドラゴンヘッドを召還!」
青年「マグネットモンスターか!」
ファラオ「さらにZ−メタルキャタピラーを反転召還。2体で攻撃!」
マグネットモンスターが青年に襲い掛かった。青年は表情ひとつ変えていない。2体のモンスターが青年に攻撃を加えた。と次の瞬間!
『カシーーン!』
何かが跳ね返る音がした。
ファラオ「な、何だ?この音は?」
ファラオが不思議に思っている。青年は笑みを浮かべている。ファラオがそれに気づいた。と、
『ズガシャーーーン!』
2体のマグネットモンスター、Y、Xが砕け散った。
ファラオ「何故?ま、まさか!」
青年「そのまさかさ。罠カード『聖なるバリア―ミラーフォース』を発動させたのさ。」
ファラオ「ちっ・・・命拾いしたな・・」
青年「勝利しか見えず攻撃にしか頭にないとこうなるよ。覚えておきな」
ファラオ「貴様・・・・後悔するんだな。今口走ったことを」
遠く離れた後ろでデュエルを見ていた。一号はこう呟いた。
「何故だ?何故君がファラオ君、そして僕の命を狙わなければならないんだ?」
一号は寂しげな目で見ていた。青年を・・・・。
「何故君がここにいるんだ・・・・・・・・ヒデ・・・・」
その一号が口にした言葉は青年の耳には届いていなかった。もちろんファラオの耳にも・・・・・・・・。
Date: 2003/06/24


第16話―奇襲
「それにしても何故ファラオに刺客を送ったんだ?」
凡骨がたずねる。
「送った理由?愚問だな」
わたぼうは笑いながら答えた。
「送った理由など決まっているだろう。貴様らの抹殺および邪魔者の全滅だ・・・」
「くっ・・・・」
レオンは悔しそうな声を出した。そしてポケットから何かを取り出した。通信機だ!
「ファラオ!一号!聞こえるか!」
『ザー・・・・お、おう。聞こえるぞ。何か用か?』
「そっちにダークスターズが刺客を送りやがった。注意しろ!」
凡骨が叫ぶ。そこへ、
「連絡しても無駄だ。どうせ全員死ぬのだから・・・」
わたぼうが言った。それだけの実力があるのか。それとも脅しなのか。後者であることはまず無いと2人は直感的に理解した。
『了解。気を・・つけ・・る・・ブツッ!ザーー・・・』
通信が切れた。しかし連絡はできた。
「無駄なあがきだな。醜いなお前ら」
「うるせえよ!勝手に決めつけんじゃねえよ」
凡骨が反発する。わたぼうはやれやれ、と言わんばかりにため息をつくと、
「死の準備はできたか?だが時間を与えてやる。まだな・・・」
凡骨は笑いながら言った。
「あぁ?腰抜けか?お前?」
わたぼうは表情ひとつ変えず答えた。
「俺はデュエル専門では無い。特殊工作員なのでな・・・」
凡骨はまた笑った。
「はぁ?じゃあ誰が俺の相手するんだよ?それとも逃げるのか?」
レオンは奴が何かをたくらんでいると思っていた。脅しにしては余裕がありすぎる。
「お前の相手をするのは・・・・コイツだ!」
わたぼうがそう叫ぶと一人の男が出てきた。デッキを手に持って・・・。

その時ファラオ達はどうしていたのか。
「刺客ねぇ・・・。誰なんだろうな。俺に挑む命知らずは」
ファラオは笑っていた。余裕すら感じられる。
「ファラオ・・・油断は禁物だぞ」
一号が注意を促す。
「分かってるって。いざとなったらこいつもいるしな」
ファラオのデッキから『青眼の白龍』が具現化された。
『ファラオ・・我は無益なことはせぬぞ?』
「ブルーアイズ。安心しろって利益のある戦いだからよ」
『主の利益、無益の境界線はいかなるほどか・・・・不安が残る』
「そうだファラオ。使いすぎはよせよ。具現化には精神力を使うんだから」
カードの具現化。具現化されたカードが使える能力は主の精神力のによって変わる。精神力が少なければ攻撃も弱く役立たない。強力な技を使えば精神力の消費も半端ではない。
「わかったわかった。しつこいな・・・俺だってそれがわからないほど馬鹿じゃ・・・」
ファラオが言葉をとめた。一号もソレに気づいていた。
「誰か・・・いるぞ・・気をつけろ」
ファラオが言った。
「ああ、レオンが言っていた。奴かも知れない」
一号は周りを警戒しながら言った。
「ファラオに一号だな。君らの命を貰いに来た。覚悟!」
天井から誰かが降りてきた。2人とも天井を見上げる。2人の目の前にその人物は降り立った。
「てめぇか・・・刺客ってのは」
ファラオは殺気をあらわにしている。
「君が誰であろうと容赦はしない」
一号も構える。
『主にはむかう者よ。裁きを受けよ!』
ブルーアイズが叫ぶ。
年は16,7だろう。謎の男が顔をあげる。
「お、お前は!」
2人(と1匹)の前に現れた人物は意外すぎる人物だった。
Date: 2003/06/20


第15話―驚愕
「ユニオンだと・・・・・?」
レオンは驚きの表情を見せたままだ。
「ああ。我らダークスターズのリーダーユニオン様だ」
わたぼうはそう言った。確かに言った。ダークスターズのリーダーだと・・・・・・・・・。
「そんなはずは無い!でたらめを言うな!」
凡骨は声を張り上げていった。レオンたちの言動から心境を読み取ったのだろうか。わたぼうは目付きを変えた。
「でたらめじゃねぇよ!さっきから否定ばかりしやがって!」
わたぼうの言葉が荒くなった。レオンたちの言動に腹でも立ったのだろうか。
いやそれは違った。2人はつぎのわたぼうの言葉でそれを悟った。
「あ〜。そんなに信じられないか。ユニオン様がデュエリストスクールの卒業生であることが・・・・」
「!?」
「じゃあ、教えてやろう・・・そのユニオンと我らのユニオン様は同一人物だ」
「!?」
レオンたちの表情には驚きがあらわとなっていた。
「そんな・・・・嘘だ・・・ユニオンさんが敵だなんて・・・・」
「そ、そうだ!ファラオはそんなこと一言も言ってなかったぞ!」
ファラオとユニオンは・・・・・・・・血のつながった兄弟だった・・・・・・・・。
「ああ、そういえばそんなやつもいたなぁ。だが安心しろそいつには刺客を送ってある」
「何!貴様何様のつもりだ!」
普段は温厚なレオンが怒りをあらわにした。その鋭い眼光はわたぼうに向けられている。
「安心しろ。お前らも消えるのだ・・・・ここでな。ギル!まだ作業は終わらないのか?」
通信機を通して声が聞こえてきた。
『今終わったところだ。『混沌帝龍』を手に入れた。至急そちらに向かう』
「わかった。こっちは侵入者を始末しておく」
『了解!』
「さぁて・・・てめぇらを消す時間だ。出でよ!我を守護し白き聖龍よ!」
わたぼうがそう叫ぶなり、わたぼうのデッキに入っていたカードの1枚が黄金色に輝いた。そう思ったのもつかの間白き聖龍が召還された。
「ホ、ホーリーナイトドラゴン・・・」
レオンはその姿を凝視してしまった。
「具現化されたカードの攻撃は具現化されたカードでしか防げない。情報が正しければお前らは何も持っていない」
レオンはどきりとした。だが凡骨は表情ひとつ変えていない。
「じゃあ、あばよ。聖龍よ、我らにはむかうものに裁きを!『聖なる波動!』」
聖なる波動により消滅させられる。そう思った。
レオンはもうだめかと思った。だがそのとき凡骨が何かを叫んだ。次の瞬間!
『ガシーン!』
波動がはじけあう音が聞こえた。わたぼうは唖然としていた。それもそのはず。何しろ・・・・・・・・レオンたちがそこにいたからである。
「な、何故だ!お前らに防ぐ術は無いはず!」
「情報にミス発見てか♪残念だったなぁ」
凡骨の笑い声が聞こえた。レオンは何がおきたのかをやっと理解した。
「何故だ・・・何故お前が具現化できるのだ!」
凡骨の前には黒き魔術師が立っていた。いや具現化されていた。
「あいにく俺のうちの家宝がこれなんだよ」
凡骨が手にしていたカード。それは『魂のカード』だった。
「く・・・・予想外だぜ・・・」
わたぼうは驚きを隠せない。
「デュエリストならデュエルで勝負しなきゃなぁ?わたぼうよ?」
3人が対峙しているときファラオには刺客が向かっていた。あの人物が・・・・・・・・。
Date: 2003/06/17


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