戦いの絆

                        戦いは危険なもの・・・・ その危険を乗り越えてこそ・・・・ 本当の絆があるのかもしれない・・・

第20話 地獄の戦車 2004/10/27
第19話 殺戮の機械 2004/10/25
第18話 過ちの結果 2004/10/25
第17話 White Tower Rocks 2004/10/24
第16話 本気VS本気 2004/10/24
第15話 時と稲妻 2004/10/24
第14話 愚者への裁き 2004/10/23
第13話 狂者VS冷静沈着 2004/10/22
第12話 The Judgement 2004/10/21
第11話 盤面の敵 2004/10/20


第20話 地獄の戦車
「おい立てよ!!地獄のカーニバルはまだ序の口だぜ!!」

アギトは血走った眼で涼子を見ている。その姿はまさに悪魔といえよう。

「カードを2枚伏せ、俺のターンは終了だ!!」

涼子は折れた腕でカードを持ち、何とか踏ん張って体を支える。だが左右に体が少しふらついている。

「(く・・・目が霞んできた・・早く勝負を決めないと・・・)私のターン、ドロー・・・」

涼子の言葉には力がこもっていない。

「私はモンスターを守備表示でカードを出しターン終了。」


状況 
アギト ライフ8000 手札1枚 場「ダーク・メタル・ドラゴン」(バスター・ランチャー装備)「ネオ・メカハンター」伏せカード2枚

涼子 ライフ3650 手札1枚 場裏側守備モンスター1体


「けっ、防戦一方かよ。面白みのねぇ奴だ。俺は強欲すぎる壷を発動する。」

強欲すぎる壷 通常魔法
効果・自分のデッキからカードを3枚ドローする。その後自分のデッキの上からカードを3枚捨てる。

「俺はダーク・デビル・ドラゴンとネオ・メカハンターを生け贄にささげ俺の手札の魔法カードを2枚除外し、「戦車」(チャリオット)の称号を持つクリスタルメモリーズカードを召喚!!」

アギトの場に大きなゆれが起こる。

「いでよワイルド・ジャック・ドラゴン!!」

地響きとともに地面が割れその中から二つの首を持ち巨大な大砲を背中に二つ備え全身が黒と銀の混じったような色している巨大な龍が現れた。

ワイルド・ジャック・ドラゴン ★8 闇属性 機械族
攻撃力3800 守備力2600
効果・このカードはドラゴン族としても扱う。
  ・不明

「てめぇ見たいな根性の無い決闘者にはコイツで死の制裁を与えてやるよ!!」

アギトはその赤い眼で涼子をにらみつける。

「ワイルド・ジャック・ドラゴンで守備モンスターに攻撃!!」

デス・ハザード・ストリーム!!

ワイルド・ジャック・ドラゴンの二つの口から出た赤と青の閃光弾が交差し裏側守備モンスターを消滅させた。

「私は今破壊されたヘブンズマーリンの効果発動!!」

消滅する寸前にヘブンズマーリンは1枚のカードを残していった。

「ヘブンズマーリンは戦闘によって破壊されたとき自分のデッキからは魔法カードを1枚選択して場にセットすることができる!!」

ヘブンズマーリン ★3 水属性 魚族
攻撃力1200 守備力800
効果・このカードが、戦闘によって破壊されたとき自分のデッキからは魔法カードを1枚選択して場にセットすることができる。

「私は伝説の都アトランティスを発動!!」

再び涼子の場に水の都が現れた。

伝説の都アトランティス フィールド魔法
このカードのカード名は「海」として扱う。手札とフィールド上の水属性モンスターはレベルが一つ少なくなる。フィールド上の水属性モンスターは攻撃力と守備力が200ポイントアップする。

「ほぉ少しはやる気になったようだな。俺はターン終了!!」

「私のターン、ドロー!!私は天よりの宝札を発動する!!」

お互いの手札に沢山の光が降り注いだ。

天よりの宝札 通常魔法
効果・お互いは手札が6枚になるようにドローする。

「さらに魔法カード水流地獄発動!!」

地面が張り裂けその中から沢山の気圧の高い水流がワイルド・ジャック・ドラゴンを取り囲んだ。

「なんだこのカードは!?」

アギトは初めてみるカードに戸惑いを隠せない。

「まぁ知らなくて当然よね。このカードはウォーターマスター世界大会のときに配られた限定カードなんだから。」

水流地獄 通常魔法
効果・「海」が発動している時のみ発動可能。相手モンスター1体を選択する。選択したモンスターを除外し、その分の攻撃力分のダメージを相手に与える。

「残念だが、世の中そんなに甘くないんだよ!!カウンター罠マジック・ドレイン発動!!」

マジック・ドレイン カウンター罠
効果・相手が魔法カードを発動した時に発動可能。相手は手札から魔法カードを1枚捨ててこのカードの効果を無効化する事ができる。捨てなかった場合、相手の魔法カードの発動を無効化し破壊する。

「ならば私は、テラフォーミングを捨てて流水地獄の効果を継続する。」

テラ・フォーミング 通常魔法
自分のデッキからフィールド魔法を一枚手札に加える。

「チッ、だが俺は罠カード亜空間物質転送装置を発動させ、ワイルド・ジャック・ドラゴンを一時的に除外する。」

銀色の大きな物質から放たれた光線がワイルド・ジャック・ドラゴンを亜空間へと除外した。

亜空間物質転送装置 通常罠
自分フィールド上の表側表示モンスター1体を選択し、発動ターンのエンドフェイズまでゲームから除外する。

「く・・・・でもこれであなたのフィールドには何もなくなった。ブルーホエールを召喚。」

少し大きめの鯨が現れた。

ブルーホエール ★4 水属性 魚族
攻撃力1900 守備力1600
効果・相手プレイヤーに直接攻撃するときこのカードの攻撃力は100ポイントアップする。

ブルーホエール 攻撃力1900→2100 守備力1600→1800 ★4→3

「ブルーホエールで相手プレイヤーに直接攻撃!!」

ブルーホエール 攻撃力2100→2200

「ぐぅ・・・」

アギトは勢いのある水しぶきをうけその場によろける。

アギト ライフ8000→5800

「カードを1枚伏せターン終了。」

涼子のターン終了宣言とともに亜空間からワイルド・ジャック・ドラゴンが再び這い出してきた。



状況
アギト ライフ5800 手札6枚 場「ワイルド・ジャック・ドラゴン」

涼子 ライフ3650 手札2枚 場「ブルーホエール」「伝説の都アトランティス」伏せカード1枚


「俺のターン、ドロー!!俺はワイルド・ジャック・ドラゴンの効果発動!!1000ポイントライフを払い相手の場のカードを3枚まで破壊する!!」

アギト ライフ5800→4800

ダーク・カタストロフィー!!

涼子の場のカードは跡形もなく消えた。

「まぁこの効果を使ったターンはバトルフェイズはおこなえない。カードを2枚伏せターン終了。」

「私のターン、ドロー。私はスキルソードを発動!!」

スキルソード 永続魔法
効果・相手モンスター1体の攻撃・効果を封じる。

「けっ、無駄な事を!!」

「私はシービーストを守備表示で召喚しターン終了。」

シービースト ★4 水属性 獣族
攻撃力1500 守備力1300
効果・このカードが破壊された時自分のデッキから「水球体」を2体任意の表示で特殊召喚する。


状況
アギト ライフ4800 手札5枚 場「ワイルド・ジャック・ドラゴン」伏せカード2枚

涼子 ライフ3650 手札1枚 場「シービースト」「スキルソード」


「俺のターン、ドロー!!」

アギトはドローカードを見るとに涼子を一度見たあとニヤリと笑みを浮かべた。

「ククク、どうやらこのターンで決闘は終わりそうだなぁ。」

「なんですって!?」

「いくぜ!!俺はコストダウンを発動し、地獄戦艦ヘルシップを召喚!!」

コストダウン 通常魔法
効果・手札を1枚捨てる。自分の手札にある全てのモンスターカードのレベルを発動ターンのエンドフェイズまで2つ下げる。

地獄戦艦ヘルシップ ★6 闇属性 機械族
攻撃力2000 守備力1500
効果・このカードが召喚された時相手の場のカードを1枚破壊する。このカードが破壊したモンスターの効果は無効化される。

アギトの場にまるで地に染まったような色をした戦艦が現れた。

「そんなぁ・・・・」

「よってスキルソードを破壊!!」

涼子の手札のカードがひらひらと舞い落ち膝を突く。

「まずは、地獄戦艦ヘルシップでシービーストに攻撃!!」

シービーストは効果を発動させる事なく消滅した。

「そして、ワイルド・ジャック・ドラゴンの攻撃!!」

デス・ハザード・ストリーム!!

「キャァァァァァァ!!」

涼子はワイルド・ジャック・ドラゴンの攻撃でその場に仰向けに倒れる。

「ククク、カーニバル終了・・・・」

涼子ライフ0 勝者アギト

作者あとがき
話題が無いのでパス
Date: 2004/10/27


第19話 殺戮の機械
午後8時 路地裏で二人の男が向き合っていた。

「や・やめてくれ・・私は何もしていない・・・」

一人の男はスーツを着ていてごく普通のサラリーマンのようだった。

「ヒャハハハ!!てめぇは組織を裏切った。だから死んでもらうぜ!!」

もう一人の男は赤い髪、赤い眼をしていてジーンズに髑髏のマークのついたタンクトップを着ていた。

「たのむ許してくれ・・・・組織の事は何も言わないら・・・」

スーツの男は命拾いをするように手と手を合わせていえる。

「わりぃなこれは条約だ。裏切りものは死ぬ。裏世界じゃ常識だぜ!!」

タンクトップの男はずっとスーツの男をにらみつけている。

「わかった・・・金をわたすからこの場は見逃してくれ・・アギト・・・」

タンクトップの男アギト−ユベントスはポケットから小さな銃を取り出す。

「10秒待ってやる。その間逃げるんだな。俺に見つかったら終わりだ!!さぁいけ!!」

スーツの男はさっそうと逃げ出す。

10,9,8,7,6,5,4・・・・

カウントダウンが終わりに近づいてくる。

「3,2,1,0!!さぁ行くぜぇ!!」

アギトが銃を片手に走り出そうとした瞬間不意に後から声がした。アギトはすばやく振り返るとそこには涼子が立っていた。

「お!久しぶりだな〜」

アギトは銃をポケットにしまいながら言う。

「えぇこんなとこで会うなんて奇遇ね〜ここは私がいつも使っている近道になんだけどお邪魔だったかしら?」

「ほぉわかってるじゃねぇか。今の現場を見られたからには俺と決闘してもらうぜ!!」

「勿論そのつもりでわざとこの道にきたんだから。」

涼子の腕には決闘盤がセットされている。

「やる気満々じゃねぇか〜」

そういいながらアギトも決闘盤にデッキをセットする。

「さぁて地獄のカーニバルを始めようか!!」

アギトがそう叫ぶと場にソリテッドビジョンが現れる。

「「決闘!!」」

「俺のターンの先行だ!!ドロー!!俺は鋼鉄の機械兵を守備表示で召喚!!」

鋼鉄の体を持ち大きな鉄の槍を持った機械が現れた。

鋼鉄の機械兵 ★3 闇属性 機械族
攻撃力1100 守備力1000
効果・このカードが戦闘で破壊された時、自分のデッキから同名カードを1体守備表示で特殊召喚する。

「カードを1枚伏せターン終了!!」

「私のターン、ドロー!!(奴の場の鋼鉄の機械兵の能力は不明でも守備表示だから壁かなんかと考えてよさそうね。)私は魔法カードテラ・フォーミングを発動する。」

涼子の後ろに巨大な緑色のホールが出現した。

テラ・フォーミング 通常魔法
自分のデッキからフィールド魔法を一枚手札に加える。

涼子はすばやくデッキからカードを選び手札に加える。涼子の選ぶカードと行ったらあのカードしかない。

「私は伝説の都アトランティスを発動!!」

涼子の後ろの緑色のホールが形を変え始め、徐々に水の都へと変わっていった。

伝説の都アトランティス フィールド魔法
このカードのカード名は「海」として扱う。手札とフィールド上の水属性モンスターはレベルが一つ少なくなる。フィールド上の水属性モンスターは攻撃力と守備力が200ポイントアップする。

「私は伝説のフィッシャーマンを召喚!!」

サメに乗り大きな気の槍を構えた海の戦士が現れた。

伝説のフィーッシャーマン ★5 水属性 戦士族
攻撃力1850 守備力1600
効果・「海」がフィールド上に存在する限り、このカードは魔法の効果を受けない。また相手モンスターはこのカードを攻撃対象にする事はできない。

伝説のフィッシャーマン 攻撃力1850→2050 守備力1600→1800

「伝説のフィッシャーマンで攻撃!!」

ハンディング・ニードル!!

伝説のフィッシャーマン槍が鋼鉄の機械兵の腹部に穴をあけ消滅させた。

「その瞬間鋼鉄の機械兵の効果発動!!戦闘で破壊された時デッキから同名カードを守備表示で特殊召喚するのさ!!」

再び場に機械の兵士が現れた。

鋼鉄の機械兵 ★3 闇属性 機械族
攻撃力1100 守備力1000
効果・このカードが戦闘で破壊された時、自分のデッキから同名カードを1体守備表示で特殊召喚する。

「く・・・カードを2枚伏せターン終了。」


状況
アギト ライフ8000 手札4枚 場「鋼鉄の機械兵」伏せカード1枚

涼子 ライフ8000 手札2枚 場「伝説のフィシャーマン」「伝説の都アトランティス」伏せカード2枚


「俺のターン、ドロー!!俺は鋼鉄の機械兵を生け贄にささげ、ダーク・メタル・ドラゴン召喚!!」

機械の兵士が黒い気体に包まれ姿を消すと変わりに暗黒の色をした機械竜が存在していた。

ダーク・メタル・ドラゴン ★6 闇属性 機械族
攻撃力2400 守備力2000
効果・機械族モンスターを生け贄にささげたときのみ通常召喚可能。このカードが相手モンスターを破壊できなかった時自分のデッキから攻撃力1500以下の機械族モンスターを1体場に特殊召喚する。

「ダーク・メタル・ドラゴンで直接攻撃!!」

ダーク・メタル・ドラゴンの黒い炎が伝説のフィッシャーマンを通り抜け涼子に向かう。

「その攻撃は通させない!!リバースカードオープン!!海の筒!!」

突然海の中から青い筒がでてきて筒がダーク・メタル・ドラゴンの炎を吸収した。

海の筒(シーシリンダー) 速攻魔法
効果・相手の攻撃宣言時「海」が発動している時のみ発動可能。相手モンスターの攻撃を無効にする。

「ちぃ俺はターン終了!!」

「私のターン、ドロー!私は深海の戦士召喚!!」

海を守る水の槍を持った戦士が現れた。

深海の戦士 ★5 水属性 戦士族
攻撃力1600 守備力1800
効果・「海」がフィールド上に存在する限り、このカードは魔法の効果を受けない。

深海の戦士 攻撃力1600→1800 守備力1800→2000 

「さらに装備魔法深海の剣を装備させる。」

深海の戦士は槍を左手に持ち替え新たに水の剣を装備した。

深海の剣 装備魔法
効果・「深海の戦士」のみ装備可能。攻撃力が800ポイントアップし、罠カードの効果を受けなくなる。

深海の戦士 攻撃力1600→2600

「深海の戦士でダーク・メタル・ドラゴンに攻撃!!」

深海の戦士の剣がダーク・メタル・ドラゴンに狙いを定めた。

「ククク、甘い!!リバースカードオープン!!バスター・ランチャー!!」

ダーク・メタル・ドラゴンに大きな大砲が二つ装備された。

バスター・ランチャー 通常罠
効果・相手モンスターの攻撃宣言時に攻撃力1000ポイントアップする装備カードとなり場の機械族1体に装備する。

ダーク・メタル・ドラゴン 攻撃力2400→3400

深海の剣士の攻撃はやむ事のなくダーク・メタル・ドラゴンに向かった。

「ダーク・メタル・ドラゴンの反撃!!」

ダーク・フレア・ランチャー!!

「く・・・」

涼子ライフ8000→7200

「ターン終了。」


状況
アギト ライフ8000 手札4枚 場「ダーク・メタル・ドラゴン」(バスター・ランチャー装備)

涼子 ライフ7200 手札1枚 場「伝説のフィッシャーマン」「伝説の都アトランティス」伏せカード1枚


「俺のターン、ドロー!!俺はネオ・メカハンター召喚!!」

メカハンターによく似た黒い姿の機械が現れた。

ネオ・メカハンター ★4 闇属性 機械族
攻撃力2000 守備力1000
効果・なし

「さらに魔法カードダーク・サイクロンを発動!!」

とても大きな黒い突風が涼子の場の魔法・罠カードを根こそぎ持っていった。

ダーク・サイクロン 通常魔法
効果・相手の場の魔法・罠カードゾーンのカードを2枚破壊する。

水の都を崩れていってしまった。

「しまった・・・アトランティスが・・」

「よってフィッシャーマンの攻撃力ダウン!!」

伝説のフィッシャーマン 攻撃力2050→1850 守備力1800→1600

「ネオ・メカハンターあのザコを切り裂けぇ!!」

ネオ・メカハンターの鋭利の剣が伝説のフィッシャーマンを真っ二つにした。

涼子ライフ7200→7050

「さらに、ダーク・メタル・ドラゴンで直接攻撃!!」

ダーク・フレア・ランチャー!!

「キャァァァ!!」

涼子ライフ7050→3650

ダーク・メタル・ドラゴンの砲撃が涼子の左腕に直撃した軽く骨2,3本は折れただろう。

「おい立てよ!!地獄のカーニバルはまだ序の口だぜ!!」

作者あとがき
作者「やっと残忍極まりないアギトの決闘が始まりました。」

アギト「次回で俺のカーニバルはおわるぜぇ!!楽しみしてなぁ!!」
Date: 2004/10/25


第18話 過ちの結果
イギリス・ロンドン空港前レイがそこに立っていると後こら不意に金髪で長髪、身長170センチほどで黒いズボンに青いジャケットを着た一人の男が現れた。レイはそれを知っていたかのように振り向くと

「君は誰だい?僕になんのよう?」

レイが静かにきくと男は丁寧な口調で答え始めた。

「私の名前はゴルバ=ライト。『ミラディン』の一人です。ロキ様より貴様を倒すように申し付けられましてはるばるJapanからやって参りました。」

レイはわかっていたかのようにふっと笑う。

「やっぱりそうか。ここじゃ場が悪い場所を移すとしようか。」

「私もそのつもりだ。」

二人は突如その場から消えた。二人は瞬歩という能力を使ったのだ。瞬歩とは一瞬で一定の距離を移動する事である。

ゴオォォォォォ!!

二人がついたのは隙間風が流れる廃工場のなか。お互いは距離をとり決闘盤を構えた。

「お手柔らかに頼むよ。」

と笑みを浮かべて言うレイ。

「私はいつでも本気だ。」

と冷たい視線でレイを見ながら言うゴルバ。

「それじゃぁはじめようか。」

「「決闘」」

二人はすばやくカードを引き始めの手札を整えた。

「先行はどちらからかい?」

「貴様からでよい。」

「そう。それじゃ遠慮なくいかせてもらうよ♪」

レイは笑みを崩さずカードを引く。これがレイなりのポーカーフェイズのようだ。

「僕は、モンスターを裏側守備表示で召喚しカードを1枚伏せターン終了。」

レイはごく普通の一手である。おそらく様子を見るためだろう。

「私のターンドロー。私は抹殺の使途を発動する。」

ゴルバの場に銀の鎧に身を包んだ騎士が現れレイのの場の裏側モンスターに剣を突き刺した。

抹殺の使徒 通常魔法
裏側表示のモンスター1体を破壊しゲームから取り除く。もしそれがリバースモンスターだった場合お互いのデッキを確認し、破壊したモンスターと同じカードを全てゲームから取り除く。その後デッキをシャッフルする。

「あ〜ぁ破壊されちゃったか。でも君が破壊したのはサイクロン・ビースト。このカードは魔法カードの効果でフィールドから離れた時自分のデッキからレベル4以下の風属性モンスターを1体特殊召喚する事ができるんだ。」

サイクロン・ビースト ★4 風属性 獣族
攻撃力1500 守備力1200
効果・このカードが相手の魔法カードの効果によってフィールドからはなれたとき自分のデッキからレベル4以下の風属性モンスターを1体任意の表示で特殊召喚する事ができる。

レイの場に旋風が吹き荒れその中から1体のモンスターが出現した。

「僕が召喚したのはエアロ・ナイトだよ。」

風の中から現れたモンスターが緑の鎧を着た騎士だった。

エアロ・ナイト ★4 風属性 戦士族
攻撃力2000 守備力1000
効果・自分のエンドフェイズ時手札を1枚捨てることでこのカードを次の自分のスタンバイフェイズまで除外する。

「ならば私は切り込み隊長を召喚する。」

突然ゴルバの場に特攻隊長が現れた。

切り込み隊長 ★3 地属性 戦士族
攻撃力1200 守備力400
効果・相手はこのカードを破壊しない限り、他の戦士族モンスターを攻撃できない。このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下のモンスターを1体特殊召喚する事ができる。

「そして切り込み隊長の効果によりコマンド・ナイトを召喚する。」

切り込み隊長の跡に続き真紅の女戦士が現れた。

コマンド・ナイト ★4 炎属性 戦士族
攻撃力1200 守備力1900
効果・自分のフィールド上に他のモンスターが存在する限り、相手はこのカードを攻撃対象にできない。また、このカードがフィールド上に存在する限り、自分の戦士族モンスターの攻撃力は400ポイントアップする。

「コマンド・ナイトの効果により攻撃力がアップする。」

切り込み隊長攻撃力1200→1600

コマンド・ナイト攻撃力1200→1600

レイはその状況を見ながら笑いながらゴルバに言う。

「凄いね〜君ここまで状況を動かすとはなかなか真似できないよ♪」

そんなことを言いながらもレイにはまったくあせりの色が見えていない。きっとゴルバに対する挑発だろう。その瞬間ゴルバの表情が変わった。すると何処からともなく携帯の着信音が聞こえてきた。どうやらレイの携帯のようだ。

「あ、ゴメンネ君ちょっと待って。」

〜♪〜♪ ピッ!

「あ〜凌か、うんゴメンネ待たせちゃって。今から行くようんじゃあね。」

「ということで決闘は一次終了。用事ができちゃった。」

「貴様勝負を捨てるというのだな。」

「うんそういこと。お詫びにこのカードをあげるよ。」

レイはデッキからカードを取り出すとゴルバに投げた。

「これは「星」(ザ・ムーン)のカードじゃないか。」

「うんそうだよ僕入らないから。じゃあね♪」

そういうとレイはその場から消えた。ゴルバは自分のポケットから携帯を取り出した。

ピ、ポ、パ、ピ!

ルルルルルルルル、ルルルルルルル♪

ガチャ!!

「なんだゴルバ。」

電話の相手はバルドルのようだ。

「バルドル様「星」のクリスタルメモリーズカードを手に入れることができました。」

「そうかわかった。すぐに本部に戻って来い。」

「かしこまりました。」

携帯の電源を切るとゴルバもその場を立ち去った。

そしてロンドン空港前

「クスクス。面白いもんだねこうも簡単に罠にかかかるなんて、あのカードが偽物のカードとは知らずに。」

レイは笑いながら日本行きの飛行機に乗り込んだ。

日本 某所 スティール本部


長い沈黙が流れ、その沈黙を破るように音が聞こえた。


バキューン!!


その音は銃声だった。銃口の先の弾はゴルバの右肩を貫いた。

「グワァァァァ!!」

ゴルバは思わず叫び声を上げる。ゴルバの足元には切り刻まれた『偽物』のクリスタルメモリーズカードがあった。

「随分面白いものを見せてくれたなゴルバ。」

その声の主ロキは青い髪、青い瞳、黒いスーツを着て身長は150センチ程度だった。

「申し訳ありませんロキ様・・・・どうかお許しを・・・」


バキューン!! バキューン!! バキューン!!


またもや銃声が響いた。弾はゴルバの左肩、左膝、右膝をまたもや貫いた。

「ウワァァァァァァ!!!」

ゴルバはあまりの痛みに地面に膝を突いた。

「君にはもう一度チャンスを上げるよ。使命は『本物』の「星」のカードを奪う事だ。いいね?」

「わかりましたロキ様。有り難うございます。」

「でも・・・・君には死んでもらうけどね。」

「え・・・どういう意味ですかロキ様?」

「だから君を殺して、ヘイムダルの冥界術で『人形』としてよみがえらすんだよ。二度と過ちを犯さないようにね。」

ロキはクスっと笑い手に持っている銃の先をゴルバの心臓に狙いを定めた。

「そんな・・・・どうかお許しを・・・ロキ様・・・・」

しかしそんな言葉も気にせずロキは銃の引き金を引く。

「あ・・あぁ・・・」

ゴルバは恐怖で顔を引きつらせる。

「良い死をゴルバ・・・」


バキューン!!


5度目の銃声が部屋に鳴り響いた。ゴルバの心臓を貫き、そこから出た血はロキの顔にペチャリとつく。

「さぁ狩の始まりだぁ。ククク・・アハハハハハ!!」

部屋にはロキの邪悪な冷たい笑いが響いていた・・・・・


作者あとがき
作者「ロキ様がついに姿を現しました。」

ロキ「遅いよ作者・・・」

作者「え・・・なんでロキがいるの・・・」

ロキ「死ぬか?」

作者の頭に銃口が突きつけられる。

作者「死にたくありません!!」

ロキ「ならば口ごたえをするな。」

作者「スイマセン」

ロキ「ところで次回はどんな物語だ愚民よ・・・」

作者「えっと次回はアギトの決闘っです。」

ロキ「そうか楽しみにしているぞ・・・」
Date: 2004/10/25


第17話 White Tower Rocks
「さぁ勝負をつけようか螺旋君!!」

「あぁ望む所だぜ!!」

「僕は雷光龍トールで沈黙の龍に攻撃!!」

アーク・ザ・ライト・スパーク!!

雷光龍トールの放った闇の稲妻が沈黙の龍に向かう。

「そうはさせない!!リバースカード・オープン!!炸裂装甲!!」

雷光龍トールの心臓部分に爆弾のうみこまれた鎧が装備された。

炸裂装甲 通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。その攻撃モンスター1体を破壊する。

「残念だがトールは手札を1枚捨てることで罠カードの効果を無効化する!!」

迅の手札が1枚消滅し雷光龍トールに装備された鎧が消滅した。

「これで沈黙の龍は破壊した!!」

迅が嬉しそうに叫ぶと螺旋の声が聞こえた。

「それはどうかな迅!!」

煙がはれるとそこには沈黙の龍が存在していた。

「なぜだ?なぜ沈黙の龍が存在している?」

迅が不思議そうな顔をすると螺旋は墓地から1枚のカードを見せた。

「手札より守護神の防壁を発動させた。これでこのターンの戦闘しのいだぜ。」

守護神の防壁 通常魔法
効果・相手ターンのバトルフェイズのみ発動可能。このかーどを含み手札を2枚捨てることでこのターンの戦闘ダメージを無効にする。

「カードを2枚伏せターン終了。」


状況
螺旋 ライフ6000 手札1枚 場「沈黙の龍」

迅 ライフ650 手札3枚 場「雷光龍トール」


「俺のターン、ドロー!俺はライフを2000ポイント払い攻撃力を2倍にする。」

螺旋ライフ6000→4000

沈黙の龍攻撃力3000→6000

「さらに魔法カードサイクロンを発動!!迅の場の右の伏せカードを破壊する。」

場に突風が吹き荒れ迅の伏せカードを破壊した。

サイクロン 速攻魔法
全フィールド上の魔法・罠カードを1枚破壊する。

「(今のは攻撃を防ぐカードを破壊したのか?どっちだ?)そして沈黙の龍で攻撃!!」

サイレント・ストリーム!!

「トールは破壊させない!!リバースカード・オープン!!闇の護封壁!!」

迅の場に闇の壁が出現した。

闇の護封壁 速攻魔法
効果・このターンのバトルフェイズを終了する。

「く・・・カードを1枚伏せターン終了。」

沈黙の龍攻撃力6000→3000

「僕のターン、ドロー!僕はトールの効果発動!!手札を4枚除外することで相手に直接攻撃することができる!!」

雷光龍トールは天空に羽ばたき狙いを定めた。

「さらに装備魔法超巨大化を装備!!」

雷光龍トールは4倍にも大きくなりその口にためられている力も大きくなった。

超巨大化 装備魔法
効果・自分のライフポイントが相手より下の場合、このカードは装備モンスター1体の攻撃力を4倍にする。自分のライフポイントが相手より上の場合、このカードは装備モンスター1体の攻撃力を0にする。その攻撃力とは装備モンスターの元々の攻撃力である。

雷光龍トール攻撃力3300→13200

「雷光龍トールの攻撃!!」

アーク・ザ・ライト・スパーク!!

「(このままじゃ負ける!!)リバースカード・オープン!!破滅の拡散!!」

「何!?破滅の拡散だと!!」

破滅の拡散 通常罠
効果・自分が戦闘ダメージを受けた時そのダメージを相手にも与える。

雷光龍トールの攻撃が無数に拡散しお互いの体に当たる。そしてお互いは叫び声をあげる。

「ウワァァァァァァァ!!」

「グハァァァァァァァ!!」

そして互いに数10メートルほど吹っ飛ぶ。二人ともところどころから出血し気を失っている。

螺旋ライフ0 迅ライフ0 結果引き分け

数分後二人は月臣総合病院の人に運ばれ病室で眠っていた。

螺旋と迅が戦った場所には一人の男が立っていた。

「迅の奴ヘマしやがって。」

その男アギト−ユベントスはそういい残し風とともに消えていった。

次の日の朝病室から迅の姿は消えていた。螺旋も傷は浅いらしく退院する事になったので要の病室を訪れていた。

「へぇ〜そんなことがあったのか。でも無事で何よりだよ。」

「螺旋君もだよ。でも当分外に出ちゃだめだってさ。」

二人が仲良く話していると病室のドアが勢いよく開いた。

「ちょっと要君大丈夫なの!?」

「要!!心配かけないでよね!!」

そこに立っていたのは恵梨と涼子だった。

「ゴメンゴメンでも全然大丈夫だよ。」

要は涼しく笑うそれとは対照的に螺旋は

「(俺の心配はしくれないのか〜)」

と心の中で叫んでいた。そして二人はこれまでのことを話し恵梨たちも自分達のことを話した。

「ってことはみんなおそわれちまったってことか。」

「そういうことになるわね。」

「此れからどうするつもりなの?」

「要の看病をしながらおれら3人はスティールについて調べる。ってとこかな。」

「ゴメンねみんな僕のせいで迷惑かけちゃって・・・」

「そんなこと無いわよ!!要はまず体を治す事が大切よ!!」

「うんそうだね♪」

4人が今後の事についての話し合いが終わり要の病室から出て行こうとするとドアの前に一人の男が立っていた。

「誰だお前スティールのメンバーか?」

螺旋が叫ぶと男はふっと笑いながらこういった。

「スティール?あんな組織と一緒にしないで欲しいな。僕は赤澤凌。『今は』君たちの味方だよ。」

「『今は』ってどういうこと?」

恵梨が聞くと凌は

「いずれは敵として会うかもしれないってことさ。今日は挨拶に来ただけ早く治るといいね。じゃ。」

凌はそういい残すと病室から消えていった。

「赤澤凌いったい彼は誰なんだろうか・・・」

4人の疑問とともに時は過ぎていった。

イギリス 某所
「彼らがスティールを倒す時世界の終焉のカウントダウンが始まる。期待しているよ剣螺旋。」

そうつぶやきながら一人の男は日本へと旅立とうとしていた。

午後10時

〜♪〜♪

凌の携帯がなる。凌は眠そうな顔をしながら携帯のスイッチを入れる。

「もしもし、あぁレイか。うんわかった明日イギリスから日本に来るんだね。それじゃ空港で待ってるよレイ。僕ら『クロニクル』の終焉が・・・」

螺旋達とスティール。そして凌、レイといったクロニクル。世界をかけての戦争が始まろうとしていた。

第17話−完−

作者あとがき
作者「さぁ〜クロニクルが出現しました〜」
レイ「僕らがどう活躍するかはだいぶ後だよ。」
凌「それまでに楽しみにしていてね。」
作者「それじゃ次回までお楽しみに♪」
Date: 2004/10/24


第16話 本気VS本気
「さぁ、俺の逆転劇の幕開けだ!!」

「ターン・・・終了」


状況
螺旋 ライフ8200 手札3枚 場「サイレント・デビル」

迅 ライフ6500 手札0枚 場なし


「俺のターン、ドロー!!」

サイレント・デビル攻撃力3500→4200 守備力3500→4200

「沈黙の剣士召喚!!」

場に、銀色のローブを着た剣士が現れた。

沈黙の剣士 ★1 光属性 戦士族
攻撃力1000 守備力1000
効果・自分のスタンバイフェイズごとに攻撃力が500ポイントアップする。

「サイレント・デビルと沈黙の剣士で直接攻撃!!」

サイレント・デビルの炎と沈黙剣士の剣が迅に炸裂し、その反動で迅は5メートルほどふっとんだ!!

「ぐわぁぁぁぁ!!」

迅ライフ6500→1300

「カードを1枚伏せターン終了!!」

「僕のターン、ドロー!!僕は天よりの宝札を発動!!」

「お前も運がいいようだな。」

「まぁね。」

天よりの宝札 通常魔法
効果・お互いは手札が6枚になるようにドローする。

お互いはすばやくカードをドローする。初めに笑ったのは迅の方だった。

「僕もそろそろ本領発揮と行こうか。僕は墓地の雷族モンスターを3体除外し轟雷の騎士−ライトニング・ブレイカー召喚!!」

迅の場に無数の雷の閃光が一点に集中しその雷が徐々に人の形を形成していった。その姿はギルフォード・ザ・ライトニングによく似ていた。

轟雷の騎士−ライトニング・ブレイカー ★8 光属性 戦士族
攻撃力2800 守備力2400
効果・墓地の雷族モンスターを3体除外する事で特殊召喚ができる。自分のスタンバイフェイズ時に手札を1枚捨てることで、相手モンスターを1体破壊する事ができる。この効果は1ターンに一度のみ発動可能。

「そしてカードを2枚伏せターン終了!!」


状況
螺旋 ライフ8200 手札6枚 場「サイレント・デビル」「沈黙の剣士」伏せカード1

迅 ライフ1300 手札3枚 場「轟雷の騎士−ライトニング・ブレイカー」伏せカード2枚


「俺のターン、ドロー!!」

螺旋がカードを引いたとき、迅の場の伏せカードが開いた。

「リバース・カードオープン時の飛躍!!」

「何!?時の飛躍だと!?」

時の飛躍 速攻魔法
効果・ターンを3ターン分進める。

「よって螺旋君の手札はすべて墓地送りだ!!」

螺旋の手札は消え去り、同時に沈黙の剣士の攻撃力が上がる。

沈黙の剣士攻撃力1000→2500

「ならば、サイレント・デビルでレイトニング・ブレイカーに攻撃!!」

サイレント・デビルが攻撃しようとすると場に耳鳴りがするような音が鳴り響き螺旋の攻撃宣言を消し去った。

「速攻魔法、コマンド・サイレンサーを発動させてもらったよ。」

コマンドサイレンサー 速攻魔法
効果・相手のターンのバトルフェイズを終了し、カードを1枚引く

そういう終わると迅はすばやくカードを1枚引く。

「く・・・ターン終了。(これが奴の本気か・・)」

「僕ターン、ドロー!!僕はライトニング・スラッシャーを攻撃表示で召喚。」

迅の場に雷の弓を持った騎士が現れた。

ライトニング・スラッシャー ★4 光属性 戦士族
攻撃力1900 守備力1500
効果・自分のバトルフェイズ時に自分の場の雷族モンスター1体を生け贄にささげることで相手の場の伏せカードを1枚破壊する。

「さらに、スパーク・ゴーストを召喚!!」

迅の場に周りの雷を帯びている幽霊があらわれた。

スパーク・ゴースト ★1 光属性 雷族
攻撃力0 守備力0
効果・このカードはどのフェイズでも任意の表示形式で特殊召喚ができる。

「まずはライトニング・スラッシャーの効果発動スパーク・ゴーストを生け贄に伏せカードを破壊。」

スパーク・ゴーストが光の矢となり螺旋の場の伏せカードを消滅させた。

「そして、轟雷の騎士−ライトニング・ブレイカーで沈黙の剣士に攻撃!!」

ライトニング・ソニック!!

轟雷の騎士−ライトニング・ブレイカーから放たれた稲妻の剣が沈黙の剣士を切り裂いた。

「く・・・」

螺旋ライフ8200→7900

「ライトニング・スラッシュで攻撃!!」

「ぐはぁ!!」

螺旋ライフ7900→6000

「カードを1枚伏せターン終了。」

今度は螺旋のほうが絶望の淵にたたされた。


状況
螺旋 ライフ6000 手札0枚 場なし

迅 ライフ1300 手札1枚 場「轟雷の騎士−ライトニング・ブレイカー」「ライトニング・スラッシャー」伏せカード1枚


「俺のターン、ドロー。」

螺旋は絶望的な声でカードを引く。そこへ迅の冷たい一言が耳に入った。

「螺旋君君に希望はない。あるのは絶望のみだ。」

螺旋はさらにうなだれてしまった。

「(奴のいうとおりだモンスターを出せば、ライトニング・ブレイカーで破壊され、伏せカードを出せばライトニング・スラッシャーで破壊されてしまう・・・)」

「どうした?君のターンは終了かい?螺旋君。」

迅は冷たい笑みを浮かべて言う。

「俺は、カードを1枚伏せターン終了。」

「ククク、無駄だよ君がいくら足掻こうと僕の布陣の前ではチリと化すのさ。僕のターン、ドロー!」

迅はさらに冷たい笑みを大きくする。

「どうやら僕は運がいいようだ、僕は悪魔の施し発動!!」

「悪魔の施しだと!?」

悪魔の施し 通常魔法
効果・デッキからカードを4枚引いた後手札からカードを3枚選び捨てる。

「これで僕の切り札が召喚する布石は整った。後は時を待つのみだ。僕はスパーク・パラドキサ召喚!!」

迅の場に雷を操る巨大なカマキリが現れた。

スパーク・パラドキサ ★4 光属性 雷族
攻撃力2200 守備力1200
効果・なし

「そして、僕のバトルフェイズ時、ライトニングスラッシャーの効果発動!!スパーク・パラドキサを生け贄に伏せカード破壊!!」

スパーク・パラドキサもスパーク・ゴーストと同じように光の矢となり螺旋の伏せカードを消滅させた。

「轟雷の騎士−ライトニング・ブレイカーで直接攻撃!!」

ライトニング・ソニック!!

轟雷の騎士−ライトニング・ブレイカーの雷の剣が螺旋に向かっていく時螺旋は笑みを浮かべた。

「まんまと罠にはまったな迅!!」

「何!?」

俺は墓地より埋葬者の盾発動!!」

「何!?埋葬者の盾だと・・」

埋葬者の盾 通常罠
効果・このカードを含み墓地のカードを3枚除外する事で、このターンのバトルフェイズを終了する。

「く、僕はターン終了。」


状況
螺旋 ライフ6000 手札0枚 場なし

迅 ライフ1300 手札1枚 場「轟雷の騎士−ライトニング・ブレイカー」「ライトニング・スラッシャー」伏せカード1枚


「俺のターン、(さっきのターンはしのげたからこのターンで逆転しないと。)ドロー!」

螺旋はドローカードを見ると笑みを浮かべながら迅に言った。

「迅!!俺の逆転劇が終盤戦と行きそうだぜ!!」

「螺旋君、はたっりもいい加減やめたらどうだ?」

「これが張ったりじゃない事を見せてやるぜ!!俺は魔法カード天よりの宝札発動!!」

「何!?この状況で天よりの宝札だと!?」

天よりの宝札 通常魔法
効果・お互いは手札が6枚になるようにドローする。

「いくぜ迅!!俺はネクロカーニバル発動!!」

「ネクロ・・カーニバル・・・」

ネクロカーニバル 通常魔法
効果・自分の墓地よりレベル4以下のモンスターを3体攻撃表示で特殊召喚する。このカードの効果で召喚されたモンスターの攻撃力・守備力は0になる。またこのカードを使用したターン、バトルフェイズは行えない。

「ネクロカーニバルの効果によって沈黙の剣士、沈黙の魔術師、サイレント・ビースト特殊召喚!!」

螺旋の場に3体のサイレントモンスターが現れた。

沈黙の剣士 ★1 光属性 戦士族
攻撃力1000 守備力1000
効果・自分のスタンバイフェイズごとに攻撃力が500ポイントアップする。

沈黙の魔術師 ★1 光属性 魔法使い族
攻撃力1000 守備力1000
効果・相手がカードをドローするたびに攻撃力が500ポイントアップする。

サイレント・ビースト 地属性 ★1 獣族
攻撃力0 守備力0 
効果・このカードの攻撃力・守備力は自分がドローするたびに700ずつ上昇する。

沈黙の剣士 攻撃力1000→0 守備力1000→0

沈黙の魔術師 攻撃力1000→0 守備力1000→0

「そして、サイレントモンスターおよびモンスターを2体生け贄にささげ、沈黙の龍召喚!!」

螺旋の場に銀色の霧が立ちこみその中から「法王」の称号を持つ銀色の体をした龍が現れた。

沈黙の龍 ★8 光属性 ドラゴン族
攻撃力3000 守備力3000
効果・自分の場に存在する「沈黙」と名のつくモンスター1体および場のモンスターを2体生け贄にささげることで召喚可能。手札を1枚捨てることで2回連続攻撃ができる。レベル8以上のモンスターと戦闘する時ライフ2000ポイント払う事で攻撃力が2倍になる。

「俺はカードを1枚伏せターン終了。」

「沈黙の龍を召喚したか、僕のターン、ドロー!!僕は墓地の雷族モンスター5体および場の光属性モンスター2体を生け贄とし、我がライフの傍らをささげる!!」

迅ライフ1300→650

「いでよ「塔」(ザ・タワー)の称号を持つクリスタルメモリーズカード、雷光龍トール召喚!!」

迅の場にまばゆい光が出現しその中から「塔」の称号にふさわしい巨大な龍が出現した。

雷光龍トール ★8 光属性 雷族
攻撃力3300 守備力29000
効果・不明

「さぁ勝負をつけようか螺旋君!!」

作者あとがき
作者「やっと迅君の切り札が出せました〜」
迅「おそいな」
作者「うるさいなぁ時間がなかったんだよ。」
迅「言い訳もホドホドにするんだな。」
作者「次回で決着がつくと思いますので・・・」
迅「楽しみにしていろ!!」
作者「あ〜私のせりふがぁ〜」
Date: 2004/10/24


第15話 時と稲妻
PM7時30分 月臣総合病院前

「ハァ、ハァ・・やっとたどり着いた・・・」

月臣総合病院の前には螺旋が息を切らしながら立っていた。無理も無い。螺旋の家からここまではおよそ1キロはある。全速力で走ったら息が切れるのは当たり前だ。

「要、今行くからな。」

螺旋が病院の中に入ろうとすると、同じ歳くらいの一人の男が立っていた。

「悪いが、どいてくれないか。俺の友達が意識不明の重体なんだ。早く様子を見ないと。」

螺旋が真剣な表情で言うと、その男はくすっと笑った。

「何がおかしい。」

「ククク、そんなに他人の命が大切かなぁと思ってね。」

「なんだと。お前人の命をなんだと思ってる!!」

「人の命は革命の道具さ。」

「革命だと・・まさかお前スティールのメンバーか!?」

「そのとうり。僕はスティール、ミラディンの一人桐原迅。宜しくね。」

迅は冷たく言い放つ。螺旋はこの態度が気に入らないようで少しムカムカしていた。

「俺の名前は・・」

螺旋が言い終わる前に迅が口を挟んだ。

「剣翔の弟、剣螺旋だろ?そんなこと知っているさ。」

「お前、人のしゃべってる最中に口を出すんじゃねぇ。」

「悪い悪い、ついね・・・・」

迅は冷たい笑みを浮かべながら言う。

「前置きはこのくらいいにしてそろそろ決闘を始めようか・・」

「あぁ。俺には時間が無いんだ。」

「あと言い忘れていたけど。この決闘で負けたら死ぬから宜しく。」

「つくづく気にいらねぇ態度の奴だな。」

「お互い様だろ?」

二人はある程度距離をとり決闘盤を構えた。

「「決闘!!」」

場に風が吹き荒れた。先行は螺旋。

「俺のターン、ドロー!俺はサイレント・ソーサラー召喚!!」

サイレント・ソーサラー 光属性 ★3 魔法使い族
攻撃力500 守備力1000 
効果・このカードが表側攻撃表示である限り、両プレイヤーがカードをドローするたび自分はライフを500ずつ回復していく。自分フィールド上に他に「サイレント」または「沈黙」と名のつくモンスターがある限りこのモンスターには攻撃できない。

「さらに、魔法カード沈黙の収集を発動。」

沈黙の収集 通常魔法
効果・ライフを1000ポイント払う事で自分の手札が6枚になるまで自分のデッキから『沈黙』と名のつくモンスターを手札に加える。

螺旋ライフ8000→7000

螺旋はすばやくデッキからカードを引いた。

「サイレント・ソーサラーの効果によってライフ回復!!」

螺旋ライフ7000→8000

「そして影からの召喚発動。」

影からの召喚 通常魔法
効果・自分のフィールド上に存在するモンスター1体のレベル以下のモンスターを1体攻撃表示で特殊召喚する。

「影からの召喚の効果により、サイレント・ビースト召喚!!」

サイレント・ビースト 地属性 ★1 獣族
攻撃力0 守備力0 
効果・このカードの攻撃力・守備力は自分がドローするたびに700ずつ上昇する。

「カードを2枚伏せターン終了!!」

「僕のターン、ドロー。」

「その瞬間俺のライフが回復、サイレンとビーストの攻撃力・守備力がアップする。」

螺旋ライフ8000→8500

サイレント・ビースト攻撃力0→700 守備力0→700

「さらにリバースカード・オープン撹乱作戦!!」

「撹乱作戦だと・・(なるほど僕にカードを引かせ自分が優勢に立つきか・・面白いよ、螺旋)」

攪乱作戦 通常罠
相手は手札をデッキに加えてシャッフルした後、元の手札の数だけデッキからカードをドローする。

迅はすばやく手札をデッキに戻しシャッフルすると、すばやくカードを引いた。

「そして、俺のライフは回復し、サイレント・ビーストの能力が上がる!!」

螺旋ライフ8500→11500

サイレント・ビースト攻撃力700→4900 守備力700→4900

「さすがは剣翔の弟、実力はあるな。僕はスパーク・ナイトを攻撃表示で召喚。」

スパーク・ナイト ★4 光属性 戦士族
攻撃力1900 守備力1400
効果・自分が手札を1枚捨てるたびに相手モンスター1体を破壊する。

「僕はエレクトリック・コブラを2枚捨て、サイレント・ソーサラーとサイレント・ビーストを破壊する。」

エレクトリック・コブラ ★2 光属性 雷族
攻撃力900 守備力700
効果・このカードが手札から墓地に行った時デッキからカードを1枚ドローする。

「スパーク・ナイトで直接攻撃!!」

「そうはいくかよ!!リバースカードオープン!!時の精霊の悪戯発動!!」

時の精霊の悪戯 通常罠
効果・相手モンスターが1体のみフィールド上に存在する時発動可能。その相手モンスターを破壊しそのレベルかける300ポイントのダメージを与える。

時の精霊の放った波動がスパーク・ナイトを飲み込みその衝撃が迅にあたった。

「ぐはぁ!!」

迅ライフ8000→6800

「く・・・僕はカードを2枚伏せターン終了。」


状況
螺旋 ライフ11500 手札2枚 場なし

迅 ライフ6800 手札3枚 場伏せカード2枚


「俺のターン、ドロー!俺は沈黙の魔術師召喚!!」

沈黙の魔術師 ★1 光属性 魔法使い族
攻撃力1000 守備力1000
効果・相手がカードをドローするたびに攻撃力が500ポイントアップする。

「装備魔法、賢者の杖を装備させる。」

沈黙の魔術師の杖が光を放ち変形した。

賢者の杖 装備魔法
効果・魔法使い族のみ装備可能。装備モンスターが相手にダメージを与えるたびにライフが500ポイント回復する。

「カードを1枚伏せターン終了。」

「僕のターン、ドロー!」

沈黙の魔術師攻撃力1000→1500

「(螺旋君はおそらく僕の伏せカードを警戒して攻撃しなかったのだろうがその読みははずれだよ。)僕はリバースカードオープン!!雷帝の紋章!!」

「雷帝の紋章だと!?」

雷帝の紋章 通常魔法
効果・このカードがセットされていて1ターン以上経過した時のみ発動可能。自分のデッキから雷帝ザボルグを生け贄召喚扱いで特殊召喚する。

「いでよ我が僕、雷帝ザボルグ!!」

迅の場に雷が集まりその中から雷を納める帝王が降臨した。

雷帝ザボルグ ★5 光属性 雷族
攻撃力2400 守備力1500
効果・このカードの生け贄召喚に成功した時、フィールド上のモンスター1体を破壊する。

「雷帝ザボルグの効果発動!!スパーク・フラッシュ!!」

雷帝ザボルグの放った光沈黙の魔術師を破壊した。

「さらに融合発動!!手札の雷帝ザボルグと場の雷帝ザボルグを融合し雷神ラクシス召喚!!」

場に、黄色と銀の体を持ち、大きな杖を構えた雷神が現れた。

雷神ラクシス ★8 光属性 雷族
攻撃力3200 守備力2800
融合・「雷帝ザボルグ」+「雷帝ザボルグ」
効果・上記の融合のみで召喚可能。このカードの融合召喚に成功した時、相手の場のカードをすべて破壊する。

「雷神ラクシスの効果により螺旋君の場のカードすべて破壊する。」 

雷神ラクシスの体から放たれる閃光により螺旋の場の伏せカードは消滅した。

「ラクシスで直接攻撃!!」

スパーク・リボルバー!!

雷神ラクシスの持つ杖から放たれた無数の雷が螺旋にあたった。

「ぐわぁぁぁぁ!!」

螺旋は強い衝撃でその場に仰向けに倒れこむ。

螺旋ライフ11500→8200

「ターン終了。」


状況
螺旋 ライフ8200 手札0枚 場なし

迅 ライフ6800 手札1枚 場「雷神ラクシス」伏せカード1枚


ライフは螺旋のほうが上っているものの状況は絶望的だ。

「(畜生、ここでいいカード引かなきゃやばいな・・)俺のターン、ドロー!」

「いいカードは引けたかい?螺旋君?」

迅の問いに対して螺旋は笑みを浮かべながら答える。

「御名答だぜ迅!!俺は魔法カード命削りの宝札発動!!」

「命削りの宝札だと・・(この状況であんなカードを引くとはさすがだな螺旋君・・)」

命削りの宝札 通常魔法
効果・手札が5枚になるようにドローする。5ターン後の自分のスタンバイフェイズ時に手札をすべて捨てる。

「そんでもって、コストダウン発動!!」

螺旋の場に大きな剣が二つ出現し螺旋の手札をさした。

コストダウン 通常魔法
手札を1枚捨てる。自分の手札にある全てのモンスターカードのレベルを発動ターンのエンドフェイズまで2つ下げる。

「サイレント・デビル召喚!!」

螺旋の場に真紅のツバサをはばたかせ銀色の鎧に身を包み青い眼を持つ悪魔が現れた。

サイレント・デビル 闇属性 ★6 悪魔族
攻撃力0 守備力0 
効果・このカードの攻撃力・守備力は自分がドローするたび700ずつ上昇する。このモンスターを対象とした魔法の効果を無効化し、相手フィールド上のモンスター1体に対象を移し変えることができる。

「さらに、強欲すぎる壷発動!!」

強欲すぎる壷 通常魔法
効果・自分のデッキからカードを3枚ドローする。その後自分のデッキの上からカードを3枚捨てる。

「サイレント・デビルの攻撃力・守備力アップ!!」

サイレント・デビルが天に向かって咆哮すると見る見るうちに大きくなっていった。

サイレント・デビル攻撃力0→2100 守備力0→2100

「でも、それじゃ僕のラクシスは倒せないよ。」

「そんなことはわかってる。カードを2枚伏せターン終了。」

「僕のターン、ドロー!僕はギガ・サンダーボールを召喚!」

場に電気を帯びた球が現れた。

ギガ・サンダーボール ★1 光属性 雷族
攻撃力300 守備力300
効果・このカードの召喚は特殊召喚扱いになる。

「ギガ・サンダーボールを生け贄に稲妻皇帝−エーギル召喚!!」

「な、お前は今モンスターを召喚したはず。」

「ギガ・サンダーボールの召喚は特殊召喚扱いになるんでね。」

ギガ・サンダーボールが光の粒子となって消え大きな雷の翼を持ち、雷の鎧を装備し、稲妻の剣を持った皇帝が現れた。

稲妻皇帝−エーギル ★6 光属性 雷族
攻撃力2400 守備力1200
効果・このカーが生け贄召喚に成功した時相手の場の伏せカードを2枚破壊する。

「エーギルの効果により、螺旋君の場の伏せカード破壊!!」

稲妻皇帝−エーギルの剣より放たれた波動が螺旋の場の伏せカードに向かう。

「ならば、その効果にチェーンしてリバースカードオープン!!タイム・ブリザード!!」

「タイム・ブリザード?」

タイム・ブリザード 通常罠
効果・場に「沈黙」または「サイレント」と名のつくモンスターがいるときのみ発動可能。このカードはスペルスピード2となる。相手モンスター1体を破壊する。

次元の渦からあわられた冷気が稲妻皇帝−エーギルを凍らせたが稲妻の波動は螺旋の場の伏せカードを破壊した。

「さらに、雷神ラクシスで、サイレント・デビルに攻撃!!」

「俺は手札より沈黙の宝札を発動!!」

「何!?」

沈黙の宝札 通常魔法
効果・このカードは場に「沈黙」または「サイレント」と名のつくモンスターが存在する時のみ発動可能。このカードは相手ターンでも発動できる。お互いの場に存在するモンスターの数だけデッキからカードを引く。

「場に存在するモンスターは2体、よって俺は2枚のカードを引き、サイレント・デビルの攻撃力・守備力上昇!!」

サイレント・デビル攻撃力2100→3500 守備力2100→3500 

「サイレント・デビルの反撃!!」

サイレント・デビルは口から赤き炎を放つ。雷神ラクシスの攻撃は止まらず炎によって跳ね返され自分自身の体に当たる。

「グフ!!」

迅はその場に血をはいて倒れた。

迅ライフ6800→6500

「さぁ、俺の逆転劇の幕開けだ!!」

作者あとがき
作者「今回は時間が無いのでパスです。すいません」
Date: 2004/10/24


第14話 愚者への裁き
「さぁお互いキーカードが並んだ所で真剣勝負と行きましょうか♪」

「だが、俺の緑眼の方が攻撃力は高い、残念だが倒す事はできないぜ!!」

「でも、一応アトランティスの効果でパワーアップ!!」

インパクト・シャーク攻撃力2800→3000 守備力2400→2600 ★7→6

「そんでもって、魔法カード右手に盾を左に盾をを発動!!」

「何!!」

右手に盾を左手に剣を 通常魔法
1ターンの間、全フィールド上の表側表示モンスターの攻撃力と守備力を入れ替える。

「よってインパクト・シャークの攻撃力は2600、緑眼の攻撃力は2400ね。」

「貴様ぁぁ!!小賢しいまねをぉぉぉ!!」

またしても王華に血が上ったようだ。その手は怒りに震えている。

インパクト・シャーク攻撃力3000→2600 守備力2600→3000

緑眼の紅竜攻撃力3300→2400 守備力2400→3300

「インパクト・シャークで緑眼に攻撃!!」

デッドリー・バイト!!

インパクト・シャークの刃のような歯が緑眼の紅竜に噛み砕いた。

「おのれぇぇぇよくも緑眼を破壊してくれたな!!今に見ていろ貴様をずたずたに切り裂いてやる!!」

王華はさらに切れたようで赤くなった眼で涼子をにらみつけている。だが次の涼子の言葉王華は完全にぶちきれる。

「あなたに私は殺せないわ。あなたには「勇気」が無いから。あなたにあるのはその馬鹿げた「恨み」だけよ。」

ブチィ!!

涼子が涼しく言い放つと、王華の頭血管が切れた様な音がした。

「貴様・・・言わせておけばそうやすやすと俺の悪口ばかりほざきやがって・・・もう貴様に命の保障は無い。次のターンで貴様を殺す!!!」

王華はさらに赤くなった殺気の走る眼でリョウコをにらみつけた。

「私はカードを1枚伏せターン終了」

インパクト・シャーク攻撃力2600→3000 守備力3000→2600

状況
王華 ライフ3800 手札1枚 場なし

涼子 ライフ7400 手札1枚 場「インパクト・シャーク」伏せカード1枚

「俺のターン、ドロー!!!俺はライフ半分払い「力」ストレングの称号を持つカード紫眼の白銀竜召喚!!」

王華の場に銀色の煙が現れそれが徐々に竜の形を形成していった。

紫眼の白銀竜 風属性 ドラゴン族
攻撃力2900 守備力2200
効果・不明

「紫眼の効果発動召喚ターンのみ攻撃力を3倍にする!!」

紫眼の白銀竜はソリッドビジョンでは現せないほどの大きさになった。

「そして攻撃!!」

しかし紫眼の白銀竜は攻撃しようとしない。

「紫眼なぜ攻撃しないのだ?」

すると紫眼の白銀竜は霧となって消えていくと同時に王華に話しかけた。

「私は私の指名したもののみ操る事ができる。貴様は私が指名したものではない・・・・」

「何・・・馬鹿な・・・」

「そうかクリスタルメモリーズカードは本当の主人のいうことしか効かないんだ〜」

「・・せえ・・・」

「え?何言いたい事があるんだったらはっきりといいなさいよ!!」

「・・るせえ・・うるせえ・・・うるせえぇぇぇぇぇぇ!!!」

王華は突然切れだした。

「な・何よ!!何勝手にきれてんの?」

「黙れ、黙れ、黙れぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

王華は上着のポケットから短剣を取り出し涼子に全速力で向かっていった。走っている途中決闘盤から紫眼の白銀竜がひらひらと舞い落ちた。だがそれにきずく気配は無い。

「死ねぇぇぇぇぇぇ!!このくそアマぁぁぁぁぁぁ!!」

「甘いわね・・」

突進してくる王華に対して涼子は軽々と交わし逆に王華の手をつかみ一本背負いをした。

「ぐはぁぁぁ!!」

王華のその大きな体は地面にたたきつけられる。王華は立ち上がりもう一度涼子に向かおうとするが・・・

「ざまねぇなぁ王華〜」

王華の前には二人の男が立っていた。

「ん?貴様らアギトと迅じゃねぇか!!そこをどけ、俺のジャマをするなぁぁぁぁ」

「つくづくうるさいねぇ君は。」

「あん?俺に指図すんじゃねぇ!!もう一度言うそこをどけさもないと刺すぞ!!」

「うるさいって言ってるんだよ王華」

迅は冷たくいいはなつとなにやら呪文を唱え始めた。

「轟け雷撃波!!」

迅がそういうと王華の手に小さな雷が落ち短剣を吹き飛ばした。

「てめぇ何しやがる!?」

「あぁ言うのを忘れていた。僕達がここに来たのはロキ様に頼まれ貴様の暴走を止め。」

「紫眼の白銀竜を取り返すことさ〜」

アギトの手にはまぎれもなく紫眼の白銀竜が握られていた。

「アギト返せそれは『俺の』カードだ!!」

王華は紫眼の白銀竜を取り返そうとするが目の前に迅の稲妻が落ちる。

「違うねこれは『ロキ様』のカードだ!!お前のような汚れた決闘者のものではないぜ〜」

アギトはそう言い放つと何も書かれていない無印のカードを取り出した。

「早々もうひとつ俺達には使命があってね。」

「それは王華、用済みの貴様のことを封印することだ。貴様の魂をせめてもの罪滅ぼしとしてささげよ。」

「コントラクション!!」

アギトが叫ぶと王華の体が徐々に消えていく。

「や・・やめろぉぉぉぉ・・・うわぁぁぁぁ!!」

だがその叫び声もむなしく消えカードの中に封印された。

「コントラクション完了♪」

「さて帰るかアギト」

二人が帰ろうとした時涼子が二人に向かって叫んだ。

「ちょっとあんた達どうゆうつもり?今の仲間でしょ!!あんた達仲間まで犠牲にするの?」

涼子の問いに迅は冷たい声で答える。

「やつはもう仲間ではない。用済みの愚か者だ。」

そう言い放つと二人は消えていった。

その数時間後ひとつのニュースが流れた。

「えーニュースをお伝えします。今日午後未明高校2年生の柳要さんが頭から血を流している所が発見されました。たまたま通りかかった人の手により月臣総合病院にて治療を受けていますが、意識不明の重体です。なおこの事件に関して警察は暴行罪として捜査に当たっています。」

そのニュースを見ていた螺旋は信じられないという顔になっていた。
 
「嘘だろ?要が意識不明の重体だと?」

螺旋はバックを背負って全速力で月臣総合病院にかけて行った。

だがそのかけていく螺旋の後ろでは一人の男がその姿を見ていた。

「彼が剣螺旋か。ぼくの雷帝デッキでどこまで耐えられるか楽しみだよ。」

その男、桐原迅はうっすらと笑みを浮かべ螺旋の後をつけていた。

作者あとがき
作者「えっと今回は第14話までに出てきた登場人物の紹介です。ちなみに雑魚は除きます。」

剣螺旋(つるぎらせん)

歳・17歳

身長・167cm

体重・50kg

趣味・決闘、友達と話す事

特技・バック転

デッキ・サイレント・ナイト・デッキ

切り札・沈黙の龍


如月恵梨(きさらぎえり)

歳・17歳

身長・160cm

体重・本人いわく秘密

趣味・音楽を聴くこと。

特技・ヴァイオリンの演奏

デッキ・エンジェル・デッキ

切り札・浄化の天使−ウルボロス


柳要(やなぎかなめ)

歳・17歳

身長・165cm

体重・48kg

趣味・決闘、本を読む事

特技・暗算

デッキ・マジシャン・デッキ

切り札・オーディン・マジシャン


橘涼子(たちばなりょうこ)

歳・17歳

身長・161cm

体重・本人いわく秘密

趣味・格闘技

特技・柔道

デッキ・アトランティス・デッキ

切り札・海龍神−ポセイドン(「月」ザ・ムーンの称号)

次はスティールの紹介

ロキ

歳・不明

身長・不明

体重・不明

趣味・不明

特技・不明

デッキ・不明

切り札・不明


バルドル

歳・20歳

身長・173cm

体重・60kg

趣味・不明

特技・不明

デッキ・騎士デッキ

切り札・制裁竜−マァト


アヌビス

歳・不明

身長・不明

体重・不明

趣味・不明

特技・不明

デッキ・不死デッキ

切り札・不明


ヘイムダル

歳・不明

身長・不明

体重・不明

趣味・不明

特技・不明

デッキ・デビル・ダーク・デッキ

切り札・不明


リオ−コウノ

歳・14歳

身長・145cm

体重・28キロ

趣味・ぬいぐるみ集め

特技・不明

デッキ・天空の聖域デッキ

切り札・ゼーレ・ゴッド


月白 王華

歳・23歳

身長・18cm

体重・70kg

趣味・ボクシング

特技・切れること(笑)

デッキ・パワー・ドラゴンデッキ

切り札・緑眼の紅竜


桐原迅(きりはらじん)

歳・18歳

身長・171cm

体重・51kg

趣味・呪文を覚える事

特技・雷の呪文

デッキ・雷帝デッキ

切り札・不明


アギト−ユベントス

歳・17歳

身長・168cm

体重・45kg

趣味・不明

特技・不明

デッキ・デス・メタル・デッキ

切り札・不明

作者「ってことで次回もよろしくおねがいします。」
Date: 2004/10/23


第13話 狂者VS冷静沈着
要がスティールに襲われ始めた頃、要と分かれた涼子が柔道教室に向かうため歩いていた。

「はぁ〜今日のテスト終わってたなぁ〜」

涼子がため息をつきながら、歩いている曲がり角から長身の男が出てきて、涼子の前に立ちふさがった。

「ちょっと、邪魔よどいて頂戴!!」

涼子が男に向かって言うが男は依然としてそこを動こうとしない。

「ねぇ、聞いてるの?どいて頂戴っていてるでしょ!!」

「ククク、随分威勢のいい女だ。さすがは光の救世主、決闘しなくてもその魂の強さが伝わってくるぜ。」

男が言う言葉に対して涼子はわけがわからないという顔をしながら男に言う。

「光の救世主?なによそれ?私はただの高校生よ、柔道教室に送れちゃうからいい加減にどいてくれない?」

「悪いが、ここをどくためには俺と決闘するんだ。勝ったら通してやってもいい。まぁ、万が一そんなことは無いだろうがな。」

「ふん、そんなに決闘したいんだったらやってあげるわよ!!」

「それじゃ俺の決闘盤をつけて準備をしな!!」

男はもう一方の手に持っていた決闘版をを乱暴に涼子に投げつけた。

「あんたなんか5分で倒してあげるわよ!!」

「その言葉そっくりお前に返すぜ!!」

互いに距離をとり、身構えた。

「まだ、自己紹介をしてなかったな。俺の名は月白 王華だ!覚えなくてもいいぜ、どうせすぐにわからなくなるんだから!!」

「私の名前は橘 涼子。私の名前も覚えなくていいわよ。どうせ一度きりの決闘なんだから。」

「さぁいくぜ女ぁ!!」

「「決闘!!」」

「俺のターンの先行だ!!ドロー!!」

王華は乱暴にカードを引く。

「俺はシザース・ドラゴンを攻撃表示で召喚!!」

場に大きな鎌の形をした羽を持つ竜が現れた。

シザース・ドラゴン ★4 風属性 ドラゴン族
攻撃力2200 守備力500
効果・なし

「ターン終了だ!!」

「(攻撃力2200の通常モンスターか、結構厄介だから破壊しておきますか)私のターン、ドロー!私は伝説の都アトランティスを発動!!」

伝説の都アトランティス フィールド魔法
このカードのカード名は「海」として扱う。手札とフィールド上の水属性モンスターはレベルが一つ少なくなる。フィールド上の水属性モンスターは攻撃力と守備力が200ポイントアップする。

「ほう、これがお前のもうひとつの姿、ウォーター・マスターリョウコか。倒しがいのある相手だぜ!!」

「まぁ、そうとも呼ばれてるわね。私はトルネード・ウェーブを発動!!」

「何!!」

トルネード・ウェーブ 通常魔法
効果・自分の場に「海」があるときのみ発動可能。相手の場のモンスターを2体まで破壊する。

王華の場に大きな津波が起こり場を飲み込んだ。

「てめぇ・・・」

「怒るのは勝手だけど私に影響を与えないでよね。さらにシービーストを攻撃表示で召喚。」

シービースト ★4 水属性 獣族
攻撃力1500 守備力1300
効果・このカードが破壊された時自分のデッキから「水球体」を2体任意の表示で特殊召喚する。

「さらに、アトランティスの効果でパワーアップ。」

シービースの体が大きくなりさらに威圧感を与えた。

シービースト攻撃力1500→1700 守備力1300→1500 ★4→3

「シービーストでダイレクトアタック!!」

シービーストから放たれた水の弾が王華に直撃した。

「このアマァ調子に乗るんじゃねぇぞ!!」

「(はぁ、うるさいわね〜)私はリバースカードを1枚伏せてターン終了。

状況
王華 ライフ6300 手札5枚 場なし

涼子 ライフ8000 手札3枚 場「シービースト」伝説の都アトランティス伏せカード1枚

「俺のターン、ドロー!!俺はダークドラゴンを攻撃表示で召喚!!」

王華の場に暗黒に染まった竜が現れた。

ダークドラゴン ★4 闇属性 ドラゴン族
攻撃力1900 守備力1500
効果・このカードと戦闘するモンスターの攻撃力は300ポイントダウンする。

「そして、ダークドラゴンでシービーストの攻撃!!」

「甘いわね〜リバースカードオープン。竜巻防御壁。」

「何!!竜巻防御壁だと!!」

またしても涼子の戦術に王華が切れだした。

「これによって私はダメージを食らわないわ。」

竜巻防御壁 永続罠
効果・「海」が場に存在する時のみ発動可能。自分への戦闘ダメージは無効になる。「海」がフィールド上に存在しなくなった時、このカードを破壊する。

「さらにシービーストの効果により水球体を2体守備表で召喚。」

涼子の場に小さな水の球が現れた。

水球体 ★1 水属性 水族
攻撃力500 守備力300
効果・なし

「ちぃ雑魚ばかり並べやがって無駄な事を!!カードを2枚伏せターン終了!!」

「私のターン、ドロー!私は水球体を1体生け贄にささげ海竜−ダイダロスを召喚!!」

涼子の場にシービーストの2倍はある海竜が現れた。

海竜−ダイダロス ★7 水属性 海竜族
攻撃力2700 守備力1500
効果・自分フィールド上に存在する「海」を墓地に送る事で、このカード以外のフィールド上のカードを全て破壊する。

「アトランティスの効果で攻撃力アップ。」

海竜−ダイダロス攻撃力2700→2900 1500→1700 ★7→6

「そしてダイダロスの効果発動!!アトランティスを破壊して代ダイダロスをのぞくすべてのカードを破壊する!!」

ゲール・サント!!

海竜−ダイダロスが咆哮すると、アトランティスが崩れ落ち巨大な津波がすべてを飲み込んだ。

「そして、ダイダロスで直接攻撃!!」

デス・ウェーブ!!!

海竜−ダイダロスから放たれた黒い津波がまたしても王華を飲み込んだ。

「貴様ぁ!!ここまで俺をコケにしやがって!!絶対殺してやるから覚悟しな!!」

「私はカードを1枚伏せターン終了。

状況
王華 ライフ4000 手札4枚 場なし

涼子 ライフ8000 手札2枚 場「海竜−ダイダロス」

「俺のターン、ドロー!!!」

王華は破れる勢いでカードを引く。

「ちょっと、あんた、そんなに勢いよくカードを引いたらカードが破れるわよ!!」

「うっせー!!俺のカードなんだからどうだっていいだろ!!」

王華にはもうどんな言葉も通じないいようだ。

「俺は魔法カードフュージョン発動!!」

「フュージョン?聞いた事の無いカードのね。」

「ふん、俺がどんなカードを使おうが勝手だろう!!」

フュージョン 通常魔法
効果・自分の手札のモンスターを2枚捨てることで発動。捨てたモンスターの合計レベル以下のモンスターを1体デッキから特殊召喚する。

「俺は、手札からサファイアドラゴンとカイザー・ドラゴンを捨てて緑眼の紅竜を特殊召喚!!」

サファイアドラゴン ★4 風属性 ドラゴン族
攻撃力1900 守備力1600
効果・なし

カイザー・グライダー ★6 光属性 ドラゴン族
攻撃力2400 守備力2200
効果・このカードは同じ攻撃力を持つモンスターとの戦闘では破壊されない。このカードが破壊され墓地へ送られた時、フィールド上のモンスター1体を持ち主の手札に戻す。

緑眼の紅竜 ★8 風属性 ドラゴン族
攻撃力3300 守備力2400
効果・このモンスターが相手モンスターを破壊した時相手のデッキの上から4枚墓地に捨てる。

「ハハハハハ!!これでお前モンスターを破壊できる!!緑眼の紅竜でダイダロスに攻撃!!」

除滅のダークストリーム!!

「く・・・」

「これでお前の主力は破壊した!!」

王華は自分の調子がいいと機嫌が直るようだ。単純に言えば馬鹿である。

「そして緑眼の効果によりお前のデッキからカードを4枚捨てな。」

涼子はしぶしぶカードを捨てる。

「俺はターン終了!!さぁお前のターンだ!!」

「私のターン、ドロー!(さすがにダイダロスが破壊されるときついわね)私は2枚目のアトランティスを発動する。」

再び涼子の場にアトランティスが現れた。


伝説の都アトランティス フィールド魔法
このカードのカード名は「海」として扱う。手札とフィールド上の水属性モンスターはレベルが一つ少なくなる。フィールド上の水属性モンスターは攻撃力と守備力が200ポイントアップする。

「まだ、足掻くつもりか、愚かな・・・」

「さらに、強欲な壷発動!!」

強欲な壷 通常魔法
効果・自分のデッキからカードを2枚ドローする。

「いくわよ、私はライフを1000ポイント払い、インパクト・シャークを召喚!!」

涼子の場に竜のような羽を持ち威圧感のあるサメが現れた。

インパクト・シャーク ★7 水属性 魚族
攻撃力2800 守備力2400
効果・ばに「海」が存在する時1000ポイント払う事で特殊召喚できる。このカードが相手モンスターを破壊した時、自分のデッキから攻撃力1500以下の水属性モンスターを1体手札に加える。

「さぁお互いキーカードが並んだ所で真剣勝負と行きましょうか♪」

作者あとがき
作者「次回で涼子の決闘が終わります。」
涼子「ちなみに私の決闘が終わったら、みんな自己紹介があるからお楽しみに。」
Date: 2004/10/22


第12話 The Judgement
「これで形勢逆転だバルドル!!」

要は少し自身ありに言うが焦ったそぶりをバルドルはまったく見せてない。

「僕はブラック・マジシャン・ロードで直接攻撃!!」

黒・魔・導・剣・舞!!

ブラック・マジシャン・ロードは両手に持った杖と剣でバルドルを切り裂こうとするが・・・世の中上手くいかないものである・・・

「私にダメージを与えようとするとは・・・愚かにも程があるな・・・・私は墓地より埋葬者の盾を発動する。」

「何!お前もそのカードを使うのか!?」

「私が使って悪いか?まぁいい私をこのかーどを含み墓地より3枚のカードを除外する。」

埋葬者の盾 通常罠
効果・このカードを含み墓地のカードを3枚除外する事で、このターンのバトルフェイズを終了する。

「く・・・僕はカードを2枚伏せターン終了。」

状況
バルドル ライフ8000 手札2枚 場「黒騎士ディース」伏せカード1枚

要 ライフ6800 手札3枚 場「ブラック・マジシャン・ロード」伏せカード1枚

「私のターン、ドロー!私は魔法カード次元融合を発動する!!」

「何!次元融合だと!?」

次元融合 通常魔法
2000ライフポイントを払う。お互いに除外されたモンスターをそれぞれのフィールド上に可能な限り特殊召喚する。

「この効果によりわたしは黒騎士クラウド、白騎士フォンス、黒騎士アーク、白騎士クロスを召喚!!」

黒騎士クラウド ★6 闇属性 戦士族
攻撃力2200 守備力1500
効果・相手の場のモンスターの数×300ポイント攻撃力がップする。

白騎士フォンス ★5 光属性 戦士族
攻撃力2000 守備力1500
効果・このカードが合う手モンスターを破壊するたびに自分はデッキからカードを1枚ドローする。

黒騎士アーク ★4 闇属性 戦士族
攻撃力1900 守備力1100
効果・このモンスターが戦闘で破壊したモンスターはゲームから除外される。

白騎士クロス ★4 光属性 戦士族
攻撃力1900 守備力1400
効果・手札を1枚捨てることでターン終了時まで攻撃力が500ポイントアップする。

黒騎士クラウド攻撃力2500→3000 守備力1500→2000 ★6→5

白騎士フォンス攻撃力2000→2500 守備力1500→2000 ★5→4

黒騎士アーク攻撃力1900→2400 守備力1100→1600 ★4→3

白騎士クロス攻撃力1900→2400 守備力1400→1900 ★4→3

「く・・(一瞬にして4体のモンスターが)僕はマスタング・マジシャンを守備表示で召喚。」

マスタング・マジシャン ★4 闇属性 魔法使い族
攻撃力1900 守備力1050
効果・このモンスターは手札の魔法カードを1枚捨てることで相手モンスターを1体破壊する。

「そして、白騎士フォンス、黒騎士ディーク、白騎士クラウドを生け贄にささげわが切り札「審判」(ジャッジメント)の称号を持つ制裁竜−マァト召喚!!」

バルドルの場の騎士たちが光の粒となって消えると地響きが起こりバルドルの場に煙が充満する。そしてその煙が薄くなっていくと真紅の目で要をにらみ4枚の青き翼をもち、腹部に剣の刺青のようなものがある制裁竜が現れた。

制裁竜ーマァト ★8 光属性 ドラゴン族
攻撃力??? 守備力???
効果・不明

「攻撃力が不明だと!?」

「ククク、マァトの攻撃力・守備力は生け贄にささげモンスターのレベルの数×300となる。」

制裁竜ーマァト攻撃力???→5400 守備力???→5400

「攻撃力5400だと!?」

要はその威圧に一歩引き下がる。

「マァトの第二の能力は場のモンスターを1体生け贄にささげることで生け贄にささげたモンスターの数だけ連続で攻撃ができる!!」

「な・・連続攻撃だと・・」

「ここまであえいだ事はほめてやろう。だがそれもここで終わりだ。白騎士クロスを生け贄にささげ攻撃を1回追加!!制裁竜−マァトの攻撃!!」

アーク・ザ・ライト・ジャッジ!!

ズギャァァァァァァァァァァァン!!!

制裁竜−マァトの攻撃がブラック・マジシャン・ロード、マスタング・マジシャンを取り込む。

「く・・この攻撃は通させない!リバース・カードオープン!スピリット・バリア!!」

「スピリット・バリア・・・」

スピリットバリア 永続罠
自分フィールド上にモンスターが存在する限り、このカードのコントローラーへの戦闘ダメージは0になる。

「これで僕のライフ0にならない!!まだ決闘は終わらない!!」

バルドルは要が必死に叫ぶのを見てにやりと笑う。

「今の攻撃を受けていればいいものを、無駄な足掻きをするとは・・・何処まで愚かなのか・・ククク・・」

「どういう意味だ!!」

「こういう意味だよ。魔法カード発動闇よりの奇襲。」

バルドルは静かにカード名を言う。

「闇よりの奇襲だと・・・・」

要は全身の力が抜け落ち地面に膝をつく。

闇よりの奇襲 通常魔法
効果・自分のターンのエンドフェイズのみ発動可能。このターンのエンドフェイズにもう一度バトルフェイズを行う。

「これで終わりだ。マァトの攻撃。」

制裁竜ーマァトはその口に力を込める。

「アーク・ザ・ライト・ジャッジ・・・」

一瞬時が止まったような間があり、それが終わったことを告げるかのように制裁竜−マァトの攻撃が要の体に直撃し、思わず叫び声をあげる。

「う・・・うぁぁぁぁぁぁ!!!」

ドガァァァァァァァン!!

要は制裁竜ーマァトの攻撃をもろに受け数メートル吹っ飛ぶ。

要ライフ0 勝者バルドル

「私をよくここまでてこずらせたものだ。だがこの攻撃をもろに受ければ数時間は気絶したままだろう。リオ行くぞ。」

リオはハッとなりすぐにバルドルの後についていく。

「(でも要君の実力は凄いこのままだとスティールも少し危なそうね・・・)」

作者あとがき
作者「さぁ要君の決闘が終わりは次はやっと涼子です。」
涼子「いくらなんでも遅すぎよ!!」
作者「そんなこといわないでくださいよ〜」
ちなみは涼子は柔道を習っているため作者もろくに手を出せない。
涼子「さぁさっさと次の章書いて頂戴ね!!」
作者「ヒィ〜」
Date: 2004/10/21


第11話 盤面の敵
「混沌の都が出た限り貴様に勝ち目は無い!!」

バルドルは聳え立つ都を見ながら言う。

混沌の都 フィールド魔法
効果・自分の場に存在する「黒騎士」「白騎士」「混沌騎士」と名のつくモンスターの攻撃力と守備力は500ポイントアップする。自分のドローフェイズ時ドローのほかに自分のデッキから「騎士」と名のつくモンスターを1体手札に加える事ができる。
「騎士」と名のつくモンスターのレベルは1ダウンする。

「フハハハハハ、混沌の都の効果により私の場に存在する騎士モンスターの攻撃力と守備力アップ!!」

黒騎士クラウド攻撃力2500→3000 守備力1500→2000 ★6→5
黒騎士アーク攻撃力1900→2400 守備力1100→1600 ★4→3
白騎士クロス攻撃力1900→2400 守備力1400→1900 ★4→3

「(く・・・攻撃力2000以上のモンスターが3体だと・・)」

「そして、白騎士フォンスを召喚!!」

白騎士フォンス ★5 光属性 戦士族
攻撃力2000 守備力1500
効果・このカードが合う手モンスターを破壊するたびに自分はデッキからカードを1枚ドローする。

「混沌の都の効果でパワーアップ!!」

白騎士フォンス攻撃力2000→2500 守備力1500→2000 ★5→4

「行けわが騎士達よ、黒騎士クラウドでソウル・マジシャンに攻撃!!」

ブラッディ・ソード!!

ズバァァァァァ!!

黒騎士クラウドの剣がソウル・マジシャンを一刀両断に破壊した。

「その瞬間ソウル・マジシャンの効果でミラージュ・マジシャンを墓地に戻す。」

「さらに、白騎士フォンス、黒騎士アーク、白騎士クロスで直接攻撃!!」

エターナル・ソード!! ダーク・シュラッシュ!! シャイニング・スラッシュ!!

ズバァァァァァァ!! ズシャァァァァァ!! スパァァァァァン!!

3体の騎士の攻撃が要に向かうその時、

「リバースカード・オープン!!イタクァの暴風!!邪悪なるバリア−ダーク・フォース−!!」

「な・ダブル・リバースコンボだと!?」

イタクァの暴風 通常罠
効果・裏側守備表示以外の相手フィールド上モンスターの表示形式をすべて入れ替える。(攻撃表示は守備表示に、守備表示は攻撃表示にする)

邪悪なるバリア−ダーク・フォース− 通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。相手フィールド上の守備表示モンスターを全てゲームから除外する。

「イタクァの暴風の効果でバルドルの場のモンスターを守備表示にし、ダーク・フォースの効果で騎士モンスターを除外する!!」

バルドルの場に暴風が吹きその暴風がやみと暗黒のバリアに騎士たちの攻撃が跳ね返り自らの体を滅ぼした。

「く・・・私の場のモンスターを全滅させるとは・・・私はカードを1枚伏せターン終了・・」

「僕のターン、ドロー!!僕は強欲すぎる壷を発動!!」

強欲すぎる壷 通常魔法

効果・自分のデッキからカードを3枚ドローする。その後自分のデッキの上からカードを3枚捨てる。

「そして死者蘇生発動!!墓地よりブラック・マジシャンを攻撃表示で蘇生させる!」

死者蘇生 通常魔法
効果・相手か自分の墓地にあるモンスターを、自分のコントロールでフィールドに上に出せる。(表示形式は問わないが、表側表示でなければならない)

ブラック・マジシャン ★7 闇属性 魔法使い族
攻撃力2500 守備力2100

「ブラック・マジシャンに魔術の呪文書を装備させ、魔導戦士ブレイカーを攻撃表示で召喚!!」

魔術の呪文書 装備魔法
効果・「ブラック・マジシャン」か「ブラック・マジシャン・ガール」のみ装備可能。装備モンスターは攻撃力が700ポイントアップする。このカードがフィールド上から墓地に送られた時、自分は1000ライフポイント回復する。

魔導戦士ブレイカー ★4 闇属性 魔法使い族
攻撃力1600 守備力1000
効果・このカードが召喚に成功した時、このカードに魔力カウンターを1個乗せる(最大1個まで)。このカードに乗っている魔力カウンター1個につき、このカードの攻撃力は300ポイントアップする。また、魔力カウンターを1個取り除くことで、フィールド上の魔法・罠カード1枚を破壊する。

「魔導宣しブレイカーの効果により魔力カウンターをひとつ載せ、ブラック・マジシャンは魔術の呪文書の効果により攻撃力700ポイントアップ。」

魔導戦士ブレイカー攻撃力1600→1900

ブラック・マジシャン攻撃力2500→3200

「そして、魔力カウンターを取り除きバルドルの場の伏せカードを破壊する!!」

魔導戦士ブレイカー攻撃力1900→1600

マジック・スラッシャー!!

魔導戦士ブレイカーの剣から魔力が放たれてバルドルの場の伏せカードを破壊した。

「ククク・・その瞬間貴様の破壊したカードの効果を発動!!呪われた宝石!!」

バルドルの場に暗黒の宝石が現れ暗黒の光を発した。

呪われた宝石 通常魔法
効果・このカードがセットされている状態で破壊された場合相手ターンを終了する。

「く・・ターン終了。」

状況
バルドル ライフ8000  手札3枚 場「混沌の都」

要 ライフ6800 手札2枚 場「ブラック・マジシャン」(魔術の呪文書装備)「魔導戦士ブレイカー」

「私はドローのほかにデッキから「騎士」と名のつくモンスターを手札に加える。」

バルドルはデッキからすばやくカードを引いた。

「私は黒騎士ディースを召喚!!」

黒騎士ディース ★5 闇属性 戦士族
攻撃力2100 守備力1300
効果・このカードを生け贄にささげることで相手のモンスターをすべて破壊する。

黒騎士ディース攻撃力2100→2600 守備力1300→1800 ★5→4

「さらに、シモッチの毒を発動する。」

シモッチの毒 通常魔法
効果・相手の場のセットされているカードをすべて手札に戻す。

「(聖なるバリア−ミラー・フォースが戻されたか・・・)」

「黒騎士ディースでブラック・マジシャンに攻撃!!」

クラッシュ・ストライク!!

「そうはいくか、墓地より埋葬者の盾を発動する!!」

「埋葬者の盾だと・・・」

埋葬者の盾 通常罠
効果・このカードを含み墓地のカードを3枚除外する事で、このターンのバトルフェイズを終了する。

「そんなカードいつ墓地に・・・まさか!?」

「そのまさかだよ。さっき強欲すぎる壷で捨てておいたのさ。」

「チィ・・・私はカードを1枚伏せターン終了。」

「僕のターン、ドロー!!僕はブラック・マジシャンおよび魔法使い族モンスターを1体生け贄にささげ、わが相棒ブラック・マジシャンロードを召喚!!」

ブラック・マジシャン・ロード 闇属性 ★7 魔法使い族
攻撃力2500 守備力2100 効果:このカードは自分フィールド上の魔法使い族1体と「ブラック・マジシャン」を生け贄に捧げないと召喚できない。このカードは相手のコントロールする魔法カードの効果を受けない。このカードが戦闘によって墓地に送られた時、相手フィールド上のモンスター1枚も破壊する。

「これで形勢逆転だバルドル!!」

作者あとがき
作者「今回はサブゼロさんに作っていただいたブラック・マジシャン・ロードが登場しました。」
要「本当に有り難うございます。」
作者「ところで要勲記はサブキャラなのに決闘回数が2回だね。」
要「うん、バルドルなんて来なけりゃ1回ですんだのにね。」
作者「次回で要の2回目の決闘が終わりそうです。」
要「楽しみにしてください。」
Date: 2004/10/20


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