その後、秀一はあまり3人のデュエルを見れなかった。なぜか?理由はカリュラムとの遭遇。驚愕な真実。そして、3人の決意。秀一は頭が混乱していて、なにがなんだか、分からなかった。だからこうして今、整理しているのです。
翔子「くっ」
翔子のセリフで、意識が現実にもどった。
秀一「!!」
翔子のデュエルに進行状況は・・・
翔子LP700 :場 『伝説のフィッシャーマン』 :魔法・罠 フィールド魔法『伝説の都アトランティス』 伏せ 1枚
部下ALP3600 :場 『伝説の爆炎使い(フレイム・ロード)』 『ツインヘデッド・ビースト』 『炎の剣豪』 :魔法・罠 『サラマンドラ』(『ツインヘデッド・ビースト』に装備中) 伏せ2枚
秀一「(ふむ、『アトランティス』で相手の場のモンスターの攻守は200下がっているけど、状況は翔子のほうが悪い・・・、どうなるんだ?このデュエル・・・)」
部下A「ふっ、俺のターンだな。ドロー、ふふふ、」
翔子「な、何がおかしいの?」
部下A「悪かったな。『伝説のフィッシャーマン』は『海』フィールド がでていれば、魔法カードの効果は受けず、攻撃対象にも選ばれない、やっかいなカード。でも、それにも欠点はある。」
翔子「け、欠点!?」
部下A「そう。2体以上いた場合なら、破壊されない無敵モンスター・・・。でも、1体だけなら・・・」
翔子「1体だけなら・・・?」
部下A「ご主人様も守れない逃げ腰モンスターだ!」
翔子「(プチッ!!)」
翔子は頭の中で何かが切れる音がした・・・ように聞こえた。
部下A「これで終わりだ!『ツインヘデッド・ビースト』で、相手プレイヤーへダイレクト・アタック!!」
翔子は怒りを抑えて言った。
翔子「バーカ!そんなの百も承知よ!だからこのリバースカードを伏せて置いたのよ。」
翔子はそう言って、ソリッド・ビジョンで映し出された伏せてあるカードを指さした。
部下A「何っ!?」
翔子「リバースカードオープン、罠カード『竜巻海流壁(トルネード・ ウォール)』!!」
部下A「あのカードは!」
翔子「このカードで、私に降りかかる直接ダメージは無効になるわ。」
部下A「ちっ!ターンエンド」
翔子「私のターンドロー、(今、破壊出来るのは、『炎の剣豪』のみ・・・、でも攻撃しなきゃ!)『伝説のフィッシャーマン』で『炎の剣豪』に攻撃!!」
凶暴なシャチに乗った戦士が炎の剣を両手に持った戦士に突っ込んでいった。だが・・・
部下A「リバースカードオープン、『火球のオーラ』!」
翔子「か、『火球のオーラ』!?」
部下A「そう、このカードはライフポイントを1000ポイント払い、俺の場の炎属性モンスターを守るんだ!」2600
火球のオーラ 通常罠 効果:ライフポイントを1000払い、自分の場の炎属性モンスターをこのターン攻撃から防ぐ。
翔子「ちぇっ!リバースカードを1枚セット ターンエンド」
部下A「俺のターンドロー、俺は墓地の『ファイヤーソーサラー』をゲームから取り除き、『炎の精霊 イフリート』を召喚!!(『炎の精霊 イフリート』攻1700→1500 守1000→800) ターンエンド」
翔子「私のターンドロー、」
部下A「(ふふふ、いずれにせよ、次の俺のターンで、お嬢ちゃんは負けだ。俺の手札には『火炎竜の砲口』があるからな・・・。このカードは自分の場の炎属性モンスターを攻撃力の合計3000ちょうどに生け贄にすることで発動でき、相手の場のカードを全て破壊するカード・・・今の俺の場には『炎の剣豪』と『炎の精霊 イフリート』がいて、ちょうど3000・・・俺の勝ちだ!!)」
翔子「ふぅ〜」
部下A「どうした?」
翔子「いやね。このターンで勝ちだと思ったら力が抜けちゃっ て・・・」
部下A「何!?この状況でお前が勝てる手だてなど・・・」
翔子「ないわけないじゃん。」
翔子は今ドローしたカードをひらひらと相手に見せている。
部下A「それが、お前の切り札・・・」
翔子「そ、『伝説のフィッシャーマン』を生け贄に・・・」
部下A「『フィッシャーマン』を生け贄!?」
翔子「『海竜(リバイア・ドラゴン)ダイダロス』召喚!!」
部下A「ダ、『ダイダロス』ぅ!!」
翔子「『ダイダロス』の効果発動!『海』を墓地に送ることによって、このカードを除くカードを全て破壊する!!」
部下A「そ、そんな・・・」
翔子の召喚した『ダイダロス』が起こした大津波のせいで、フィールド上のカードは全て流されてしまった。
翔子「これで終わりよ!『ダイダロス』で大和の部下にダイレクト・アタック!!」
部下A「ぐわーー!!」0000
翔子「か、勝った・・・」
部下A「く、くそ・・・大和様すみません。」
部下Aは姿を消した。
秀一「とにかく、勝てて良かったな。」
翔子「うん・・・」
翔子の涙が潤んできた。そして
翔子「うわ〜〜〜〜・・・!!」
秀一に抱きついた。
秀一「う、うわっ!」
翔子「勝てた〜!勝てて良かった〜!!」
秀一「(でも、これで、毎日命の危険にさらされることになるんだよな。)」
秀一はうつむく・・・
翔子「どうしたの?」
秀一「いや、まだ建一と佐伯のデュエルは終わってないから・・・」
翔子「そっか・・・」
秀一「(建一の状況は・・・)」
建一LP4000 :場 『夢の騎士ドリーム・ナイト』 『黒竜の子孫戦士』 :魔法・罠 伏せ2枚
部下BLP2200 :場 『炎を操る者』 『炎の魔人』 『炎の剣士』 :魔法・罠 『暗黒の扉』 伏せ1枚
秀一「(また炎属性デッキ・・・ははぁ、なるほど。)」
後書き・・・ 翔子ちゃん、デュエルに勝利しました。でもまだまだ油断は出来ません。 今度は建一のデュエルだ。
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Date: 2004/07/15
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